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動物武術の虎鷹拳院日誌

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鶏行歩ですよね~~

*動物武術は、動物の生態を素に造られています。心意六合拳は十種の動物です。そのうちの龍は実在していません。化石の古代ワニが素になっているそうです。

*形意拳は十二種の動物なんですが、そのうちの龍以外の二種はどうも怪しい。実在していないと思われます。一つはヨウスコウイルカというカワイルカではないか? とされていますが、形意拳は山西省の生まれです。山西省とヨウスコウ=長江はかなり離れています。

*今日の形意拳は五行拳が主流です。五行拳は劈拳が母拳といわれ、そのような有名な本が昔出版されています。しかし、形意拳は崩拳が有名です。そこで、宋氏形意拳の五行拳を崩拳を主体として組み立ててみました。すると上手くいきました。これは私の独断と偏見です。なお、他の形意拳については私は無知です。

*崩拳は、宋氏形意拳・崩拳においては熊の1号と熊の2号が素となっています。そこで、熊の1号と2号を徹底的に追求しました。

*熊の1号は、心意六合拳の熊吊膀とほとんど同じです。熊の2号は、心意六合拳の龍形裹風ととても良く似ています。どうやら、熊の1号と2号が、宋氏形意拳と心意六合拳のカギだと思われます。しかし、これは体幹の問題です。

*ヒトは直立二足歩行です。とても特殊な動物です。心意六合拳は鶏歩と鶏行歩が根幹となっています。ニワトリは鳥類です。鳥類も二足歩行ですが、指行性です。特にゆっくりと歩く時は、一本足歩行します。ツルみたいです。

*指行性とは、趾球と足指で立ち歩きます。いわゆるネコ科の肉球です。ヒトは蹠行性なので、踵を使い立ち歩きます。

*ネコ科は、心意六合拳と形意拳に虎がいます。ニワトリの一本足と虎の指行性を合わせると、鶏歩と鶏行歩ができ上がります。

*鶏歩は、後ろ足の踵が浮いています。前足も踵は地面に触れているだけで、趾球と足指で立っています。そして、体重はほとんど後ろ足にあります。そこで、鶏歩が指行性だと気付きました。

*となると,鶏行歩も指行性になります。しかし、ヒトは蹠行性の骨格なので、実際には半指行性となります。

*宋氏形意拳の六合歩(三体式) も、指行性として構成すると、上手くいきます。崩拳が、五行拳が自然にその場で撃てます。沈墜勁などの発勁動作が要りません。

*宋氏形意拳は、静の拳理だと教わりましたが、その意味が解りました。静とは、発勁動作が無いということだったのです。でも、宋氏形意拳には鶏行歩がありません。つまり、歩いているように見えて、実は歩いていません。套路は、連続する六合歩となります。

*しかし、心意六合拳には鶏行歩があります。それは、半指行性で歩きます。指行性の鶏歩とも整合します。

*ところが、蹠行性が骨の髄まで染み付いてしまった人にとっては、半指行性の鶏行歩は至難の業のようです。鶏歩も、内実は蹠行性となってしまいます。

*そのような人は、足首が折れ曲がることなく、鼠蹊部も伸びてしまっています。その典型的な例が、ホンダのアシモ君です。人ではなくロボットですが、現代日本人の特徴をよく表現しています。

*そこで、蹠行性の現代日本人のために、鶏行歩準備体操を造りました。これで解決できると確信しています。
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by tiger-hawk | 2016-01-26 06:24 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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