動物武術の虎鷹拳院日誌

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鶏行歩の三段階構造

*心意六合拳の鶏行歩は、三段階の運動構造になっています。

*鶏行歩は鶏歩から始まります。この鶏歩が第一段階です。

*鶏歩では、後ろ足の下腿三頭筋のダウンフォースが効いています。そのために、足首のくびれがあります。これは、自分の体重を利用します。筋力は直接には必要ありません。足首が緊張すると、下腿三頭筋が過緊張します。すると、失敗します。

*第二段階では、鶏歩の後ろ足の感覚はそのままに、前足が前へ出ます。すると、下腿三頭筋のダウンフォースだけでは間に合わなくなります。すると、後ろ足の大腿二頭筋のダウンフォースが効いて来ます。これが未完成弓歩状態です。

*未完成弓歩といっても、前足はまだ着地していません。後ろ足一本で立っています。

*第三段階では、いよいよ耐えられなくなって、前足が趾球で着地します。すると、後ろ足が少し引き寄せられます。しかし、後ろ足は浮いたままです。前足の一本足状態です。これが、未完成鶏歩状態です。すなわち、ニワトリの一本足時間のことです。

*通常の技では、この直後に鶏歩になります。鶏行歩では、鶏歩にならず、そのまま後ろ足は前足を通り越して、第二段階の未完成弓歩状態になります。

*どの段階においても、地面を蹴ってはいけません。自分の体重に従います。

*どの段階においても、太もも表=大腿直筋を使い過ぎてはいけません。墜落状態になってしまいます。つまり、蹠行性(せきこうせい) になってしまいます。姿勢の勁力は死にます。

*蹠行性とは、階段を上がる時の状態です。指行性とは、階段を下る時の状態です。

*鶏行歩は、平地を低い指行性で歩きます。低い姿勢になると蹠行性になる危険性があります。最初は解りにくいので、指行性ウォークから始めるのが良いでしょう。
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by tiger-hawk | 2016-03-15 01:26 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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