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動物武術の虎鷹拳院日誌

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三本の矢(姿勢の勁力)

*アベノミクスはもろくも砕け散ったそうでございますが、その三本の矢の例えを借りまして、姿勢の勁力の三本の矢を明らかにしたいと考えます。

<一の矢・・・指行性勁力>

*姿勢の勁力の根本となる指行性勁力です。それは、ニワトリの一本足時間と虎の指行性に象徴されます。歩く時、左右の足は交替するので、誰でも一本足になる時間があります。しかし、その時間が短過ぎるために、一本足に体重が集中することはできません。

*また蹠行性(せきこうせい) では、姿勢の勁力は発生しません。そこで、一本足時間に低い指行性ウォークを取り入れます。それが、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩です。宋氏形意拳の六合歩も同様です。

*指行性勁力では、後ろ足の足首が折れ曲がります。体重は足首に降りて来ます。しかし、足首は関節なので、下腿三頭筋が体重を支える結果となります。すると、趾球・足指ー足首ー下腿三頭筋の勁力トライアングルが形成されます。

*太もも表=大腿直筋の力が邪魔となります。大腿直筋を使い過ぎると蹠行性になってしまいます。そこで、太もも裏=大腿二頭筋を覚醒させます。これは、指行性ウォークと心意六合拳・弓歩と鶏行歩で実行されます。

<二の矢・・・体幹勁力>

*体幹の勁力は、体幹の絞り(龍腰・龍身) と十文字呼吸法により構成されます。

*体幹の絞りとは、脇腹の前鋸筋から、反対側の鼠蹊部へ向けての切り込みです。その基本功は、宋氏形意拳の龍形基本功、熊の1号・3号・2号となります。また、心意六合拳の熊吊膀と龍形挿把となります。もちろん、全ての動作に共通してあります。

*十文字呼吸法とは、まず腹横筋で、ヘソを中心にして腹を左右横へ引っ張ります。そして、腹直筋で体幹を立てます。(いわゆる逆腹式呼吸法は全く役に立たないので、捨てましょう。)

*腹横筋で同時に、尻を巻き上げて尻を収めます。これがいわゆる提肛となります。

*もちろん、肩の力と胸の力は邪魔となるので、抜きます。すると、肩が暴走することが無くなります。肩は尻に従います。肩の力と胸の力は、指行性勁力にとっても邪魔となります。

<三の矢・・・鷹爪勁力>

*指を前腕の筋肉で遠隔操作します。特に、指の第二関節で指を広げます。前腕の筋肉は緊張しているけど、上腕の筋肉は弛緩している状態を造ります。力を肘まで到達させてはいけません。肘が緊張すると、肩まで緊張してしまいます。

*鷹爪で掌を造ります。拳を造ります。最後は前腕だけで撃ちます。体重移動してはいけません。

*体幹と鷹爪は鉄牛耕地で仕上げます。腕立て伏せは肩で実行されますので、決定的に無駄です。

*この三本の矢が、動物武術の姿勢の勁力を構築します。
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by tiger-hawk | 2016-03-15 01:28 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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