動物武術の虎鷹拳院日誌

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変態する前鋸筋

*先日、上野動物園でアイアイを見ていたら、やってくれました、逆さま走り。

*細い木の枝を逆さまになって走ります。なんで逆さまになって走るのか、理由は解りませんが、みごとなものです。(でも爪の鋭いこと ! あんな爪でつかまれたら、木の枝もたまりません。)

*宋氏形意拳の横拳をゆっくりやってみると、前鋸筋の辺りがぐにょぐにょ動きます。会員のNさんは、「胴体にもう一つ関節がある」と言ってました。

*前鋸筋が使えるようになると、腕は肩ではなく、前鋸筋から生えてきます。まさに、ワニの体幹です。爬虫類の前肢です。関係が逆転します。

*でもたいていの人は、前鋸筋ではなく肩を使ってしまいます。前鋸筋は動きません。

*宋氏形意拳の横拳の前鋸筋は、熊の2号を練習すると、動き出します。

*でも、それだけでは足りません。

*心意六合拳の鉄牛耕地を練習します。この時に、肩で体幹を支えると、腕立て伏せになってしまいます。

*肩ではなく、前鋸筋で体幹を支えます。すると、前鋸筋が発達してきます。

*前鋸筋は通常、腕を伸ばす時に使います。そのために、ボクサー筋なんて言われたりします。

*ところが、動物武術では、腕が縮んでいる時も、前鋸筋が張ります。脇腹が膨らむような感じです。腕が縮んでいても、伸びていても、関係ありません。ですから、ボクシングのパンチとは違います。

*これ、典型的なのが心意六合拳の弓歩です。弓歩で虎撲を撃つ前の状態です。腕は引き付けて縮んでいるのですが、体幹は膨らんでいます。前鋸筋の仕業です。

*前鋸筋が張るようになると、強い体幹が造れます。体幹勁力となります。

*前鋸筋は、ダウンフォースの始まりです。前鋸筋から、反対側の鼠蹊部へ向けて切り込みます。これが、体幹の絞り=龍腰、となります。絞るけれど、前鋸筋は膨らみます。
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by tiger-hawk | 2016-03-08 05:14 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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