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動物武術の虎鷹拳院日誌

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原点は熊の1号

*動物武術の原点は、宋氏形意拳の熊の1号です。

*熊の1号は、崩拳の原点です。崩拳は五行拳の原点です。つまり、熊の1号は、様々な拳と掌と技の原点です。(この辺り、宋氏形意拳の公式見解とは違うかもしれません。私の独断と偏見ですから。)

*そして後に、熊の1号は心意六合拳の熊吊膀と同じだと気付きました。すると、熊吊膀の間違いやすい点にも気付きました。それは、肩が体幹から分離してしまうことです。

*熊の1号は、宋光華先生に初めて会ったその日に見せてもらいました。ガツンと撃たれただけですけど。翌日の早朝、一人で見よう見まねで練習していました。すると、起きて来た宋光華先生がゆっくりとやって見せてくれました。習ったのはそれだけです。正味5分位かな。

*それから一人で練習を続けてきました。最近はちょっとアレンジして、体幹の絞りを完全にしました。

*熊の1号は、教えてみると、肩が勝手に動いてしまうようです。そのために、教えることが困難です。(私はすぐにできてしまったため、人の気持ちが理解できませんでした。申し訳ありません。)

*これは、ヒトの習慣性の問題のようです。ヒトは直立二足歩行ですから、腕と肩は地面から解放されました。同時に、腕と肩は体幹から分離しました。

*熊の1号は、分離した腕と肩を、もう一度、体幹に戻すことを要求しています。

*そして、全ての拳と掌と肘と腕と肩を、体幹の支配下に置くことを要求しています。

*その体幹は、二本の横軸と一本の縦軸で構築されています。

*二本の横軸は、前鋸筋と腹横筋です。一本の縦軸は、腹直筋です。

*それを背中の僧帽筋が援護します。それが、牛の字形の体幹となります。

*その始まりが、熊の1号なのです。

*しかし、ほとんどの人は、肩が暴走してしまいます。体幹から肩が分離してしまいます。

*これが、姿勢の勁力を阻害します。姿勢の勁力は、最後は前腕だけで撃ちます。それが、姿勢の崩壊を防ぎます。これが、心意六合拳の鷹爪の拳理です。

*ところが、多くの人は、肩で撃ってしまいます。肩を使ってしまいます。見てみると、肩が詰まっています。そのために、姿勢の勁力が死んでしまいます。

*熊の1号の失敗も、肩を使ってしまうことによります。心意六合拳の熊吊膀の失敗も、肩を使ってしまうことによります。

*熊吊膀は肩を当てますが、肩を使ってはいけません。

*当たる所は肩なのですが、実は体幹が一体となって当たります。

*これが、拳にも掌にも肘にも腕にも適用されます。当たる所は、拳であったり掌であったり、肘であったり腕であったりするのですが、実は体幹が当たるのです。

*これが、心意六合拳は体当たり、と誤解されるところとなります。その誤解している中国の先生も、肩が体幹から分離しています。不幸の上に不幸が重なります。

*幸いにして、宋氏形意拳の熊の1号がありました。偶然なのか、熊の精霊のご加護なのか、知る由もありませんが。

*熊の1号により、肩と腕が体幹に戻ります。肩と腕は、体幹と一体化します。
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by tiger-hawk | 2016-03-23 05:11 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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