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動物武術の虎鷹拳院日誌

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姿勢勁力=閉じられた勁力

*動物武術の姿勢勁力とは何か? それは、閉じられた勁力です。勁力は姿勢の中に閉じ込められたままです。だから、爆発することはありません。だから、静かな勁力となります。だから、いわゆる十字勁とは対極の、真逆の世界です。

*だから、心意六合拳の鶏歩と弓歩で、宋氏形意拳の六合歩で立ちます。立つことが姿勢を造り、立つことが勁力を造ります。姿勢勁力の足を造ります。

*だから、前腕と腹立て伏せ=鉄牛耕地します。鉄牛耕地することによって、姿勢勁力の体幹を造ります。

*だから、鷹爪を造ります。鷹爪によって、姿勢勁力の掌と拳を造ります。

*気とは何か? 気とは神経伝達物質のこと、と拙著「発勁力」に書きました。つまり、気とは脳神経の問題です。

*それは、格闘技や武術では、反射神経の問題となります。そして、気の太極拳や気の武術が重視する推手とは、反射神経の訓練のことです。

*ところが、残念なことに、反射神経は生まれつき定められています。さらに、反射神経は20代から衰え始めます。それは、反射神経とは脳神経の問題だからです。そして、反射神経は格闘技の大切な要素ですが、勁力とは無関係です。反射神経をいくら鍛えたところで、勁力は生まれません。いいかえると、格闘技には勁力なんか要りません。

*反射神経とは別に心理学の問題があります。格闘技でも武術でも、心理学を用います。有名なところでは、合気道があります。合気道は、最も心理学を重視します。心意六合拳でも、相手の反発を引き出すという手法を用います。

*反射神経は勁力とは無関係です。反射神経を勁力と混同すると、勁力はファンタジーとなります。ファンタジーは、"秘伝"や"古拳譜"として表現されます。(墓場から発掘された古拳譜は、死霊のファンタジーです。) 

*ここまでが前提の認識となります。さて、姿勢勁力は爆発しない閉じられた勁力です。それは、丹田ではなくヘソを中心とします。それはヘソを中心として、腹横筋を左右横へ引っ張ります。

*すると、尻を納め(提肛) て、腰の動きを封じます。腰の動きは消えます。それによって、体幹は閉じられます。前鋸筋や腹斜筋が発達することも、体幹が膨らむことではなく、体幹が閉じられるためなのです。

・・・龍腰を絞ったときの脇腹から鼠蹊部へのラインとは干渉しないのでしょうか? という疑問が寄せられましたが、もちろん、干渉しません。

*腹横筋がヘソを中心として横へ引っ張られるのは、体幹を閉じるためです。脇腹から鼠蹊部へのラインも、体幹を閉じるためです。どちらの目的も、体幹を閉じるためです。脇腹から鼠蹊部へのラインは、閉じる体幹を完成させます。ヨコとタテで絞ります。

*それは、宋氏形意拳の龍形基本功、熊の1号・2号のことです。それは、心意六合拳の熊吊膀、蛇行歩、小龍形などのことです。

*それらは、閉じられた体幹を造ります。そして、閉じられた勁力を造ります。だから、身体が開くことはありません。身体が開く時、姿勢は、姿勢勁力は崩壊します。
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by tiger-hawk | 2016-05-14 05:24 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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