動物武術の虎鷹拳院日誌

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あなたではありません

*姿勢勁力には何も足さない。足してはいけない。そのままで、ありのままで、いいのです。

*ですから、勁力の出た人はみんな言います。「力感が無い」と言います。それでいいのです。力感があると失敗です。

*いいかえると、失敗する人は力感を求める人です。力感が無いと不安なんです。

*そんな話しを繰り返ししているのですが、それでも納得してくれません。相変わらず、力を入れてしまいます。

*例えば、筋肉の話しをします。前鋸筋の話しとか、下腿三頭筋の話しとか、そんな話しをすると、一生懸命その部分に力を入れます。とても愚かなことです。私には信じられません。意図していなかったことです。

*筋肉は勝手に働いてくれます。何も要求しなくても、勝手に動いてくれます。なんて親切な人なんでしょうか !

*鉄牛耕地も、勝手にやってくれます。条件を満たせば、前鋸筋も、僧帽筋も、前腕の筋肉も、勝手に働いてくれます。本人がやることは何もありません。

*ところが、愚かな人は、肩に力を入れてしまいます。肩甲骨を使ってしまいます。その結果、腕立て伏せになってしまいます。

*さらに愚かな人は、前鋸筋を働かせようとします。すると、他のところに力が入ってしまいます。前鋸筋は知らん顔しています。せっかく働いてくれようとしている前鋸筋を強制的に動かそうとして、全てを破壊してしまいます。破壊するのは、本人です。

*肩に力を入れて撃つ人は、肩に力を入れてはいけない、ということが信じられません。他の方法を学ぼうという気持ちがありません。現状に満足しています。それでなぜ虎鷹拳院の練習に来るのか? 理解できません。

*強く撃ちたいと思う気持ちが、勁力を破壊しています。強くなんか撃たなくていいのです。

*なぜなら、体幹で撃つからです。強さなんか要りません。そのままでいいのです。

*肩の力を抜くことが大切です。おまじないします。カタガヌケル、とおまじないします。これは効きます。すると、他の余計な力も抜けてきます。それだけです。

*ヒトは蹠行性の動物です。骨格ももちろん蹠行性です。(蹠行性をショコウセイと読むのは間違いです。セキコウセイと読みます。)

*しかし、指行性になる時もあります。それは階段を下る時です。(がに股の人は、階段を下る時も蹠行性になります。) 

*階段を下る時に、地面を蹴る人がいるでしょうか? がに股の人以外は、階段を下る時に地面を蹴る人なんかいません。そのまま下ればいいのですから、余分な運動・余分な力は要りません。

*心意六合拳の鶏行歩も同様です。鶏行歩は指行性ですから、階段を下る時と同じようにします。自分の体重に任せます。すると、地面を蹴る必要がありません。

*しかし、地面を蹴らないと力感がありません。まるで、武術している気分ではありません。それで地面を蹴ってしまいます。武術している気分ではないことは、許せません。とても許容できません。

*勇壮な感じがしません。そんなものはどうでもいいのですが、許せない人が多いようです。すると、姿勢勁力を破壊してしまいます。

*結果的に勁力を自ら破壊してしまいます。そんな愚かなことは、もう止めましょう。

*なんにもしなくても、姿勢勁力は存在しています。なにかするから、姿勢勁力は崩壊してしまいます。そのまんまの姿勢でいいんです。なにも足してはいけません。

*寄りかかってはいけません。体重移動してはいけません。そのまんまの姿勢勁力です。

*勁力を造るのは、姿勢です。あなたではありません。

*あなたは余計なことをして、勁力を破壊するだけの存在なのです。勁力の最大の敵は、あなた自身なのです。
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by tiger-hawk | 2016-06-06 00:31 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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