動物武術の虎鷹拳院日誌

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熊の0号

*宋氏形意拳の熊の1号・2号と龍形基本功は、動物武術の原点です。つまり、それは、心意六合拳の原点でもあります。

*私は伝統武術家ではありません。ですから、歴史的事実に固執するわけではありません。あくまで本質論的に進めます。

*熊の1号から、崩拳が造られたこと。そして、熊の1号と心意六合拳・熊吊膀が全く同じものであったこと。ここから、動物武術は始まりました。

*心意六合拳から形意拳が別れて200年? 日本において、心意六合拳と形意拳が再会したのです。

*しかし、熊の1号と2号の教学はたいへん困難でした。その原因は、力の入れ過ぎです。手の動作があると、どうしても力を入れたいのがヒトの習慣みたいです。

*どうしてあんなに力を入れるのだろう? 私には理解できないことでした。

*手の動作を優先してしまうのは、手が作業するヒトの本能みたいなものでしょうか?

*本当は、体幹の動作を優先すべきなんですが。というか、手は体幹の一部なんですが。

*だったら、手の動作をできるだけ省いて、体幹の動作だけにしてしまえばいい、と考えました。

*そして、ある動作ができました。

*それは、熊の1号と2号の原形みたいな動作でした。

*鼠蹊部の切り込み、前鋸筋から鼠蹊部への切り込みによる半身、膝ではなく足首の折りたたみ、それによる足指と趾球の指行性、下腿三頭筋への体重の下降、提肛(尻を収める) 、などを徹底させます。

*それで、その動作を熊の0号と名付けました。

*これからは、龍形基本功と熊の0号を標準基本功とすることにしました。

*熊の0号は、必然的に0号になりました。成り行き任せなんですが、とても良いネーミングです。自己満足しています。

*もちろん、熊の0号だけで勁力が出ます。でも、すぐに出ない人もいます。そんな人は、力の入れ過ぎです。つまり、がんばればがんばるほど駄目になります。微妙な姿勢なので、正確に実行します。

*一生懸命にやれば成果が出る、というものではありません。がんばればいい、というものではありません。正確さが大切です。

*力の入れ過ぎとは、肩の緊張ということです。肩に力が入ってしまいます。

*ところで、鷹爪は指の第二関節で造ります。ところが、第三関節で造る人がたくさんいます。どうしても第三関節で造りたい、という人が多数派です。そのほうが簡単だからです。安直な方向へ流れます。

*そして、第三関節で鷹爪してしまうと、肩に力が入ってしまいます。第三関節と肩は直結しています。鷹爪は第二関節で造るしかありません。
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by tiger-hawk | 2016-07-09 01:41 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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