三本の指先と足の指
*世の中、いよいよ大日本帝国の復活か? とざわめいていますが、今のところ光が丘公園は平和です。いつまで平和なのかは解りませんが・・・プププ なにしろ光が丘公園、元は陸軍成増飛行場で特攻も出陣したところです。戦後は米軍住宅になりました。ガキの頃、金網の向こうで、めっちゃ太った白人オバチャンが歩いていました。
*オバチャンBが鷹爪の拳をみごとに完成させていました。これは楽しくて笑ってしまいました。上半身も下半身も筋肉貧弱なんですが・・・
*心意六合拳の鷹爪の拳は、鷹爪の掌から造ります。まずは鷹爪です。その感覚を拳に生かします。
*鷹爪の掌は、指の第二関節を広げます。でも、普通の人は第三関節を広げます。すると、肩に直結し肩が緊張してしまいます。でも、なかなか第二関節を使うことができません。
*そこで、鷹爪の掌が未完成でも鷹爪の拳を造れないか? と考えました。
*これは、鷹爪の掌で相手を捉えるところがヒントになりました。相手を捉えるには、三本の指先を使います。
*三本の指とは、人差し指・中指・薬指の三本です。これを広げて、指先を相手に密着させます。密着させるように撃ちます。練習では押してみてください。触れるところは、三本の指先と掌根です。
*これ、鉄牛耕地と同じです。やることはいつも同じなんです。
*鷹爪の拳では、三本の指先を緊張させます。そのまま拳をにぎります。すると手の内に少し空気が入ります。手の甲の皮膚は張ります。そして、前腕の筋肉と直結します。結果として、手首はフラットになります。
*単純に手首をフラットにしても、拳は定まりません。弱い拳になります。強い拳は、三本指の指先から始まります。
*宋氏形意拳の六合歩が辛そうでした。私は六合歩で本を読む、という練習をしていたので、辛い気持ちが解りません。ごめんなさい。3分間ですので、我慢してください。
*足指を使って歩く、という練習をやってみました。足指を使うといっても、特別なことはしません。前足の足指に十分体重が載ったのを確認してから、後ろ足を送り出す、というだけのことです。でも、つま先を垂らしてはいけません。足首は折り畳まれたままです。
*現代日本人は、足指を使って歩かないので、足指が退化しつつあるとのことです。
*この足指が、心意六合拳の三盤落地に繋がります。三盤落地の飢虎撲羊です。宋氏形意拳の崩拳も足指を使って撃ちます。
*足指を使うと、下腿三頭筋に直結します。三本指の指先が前腕の筋肉と直結するのと同じです。後肢(足) と前肢(手) ですから、同じなんです。
*足指を使わないと、大腿直筋に直結し、下腿三頭筋は抜けてしまいます。
*最後は、武式太極拳で終わりました。最初の部分だけです。