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動物武術の虎鷹拳院日誌

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鉄牛耕地と構造の打撃

*鉄牛耕地をどの位やっているのか? と質問されたので記述してみます。一本足の平起平落鉄牛耕地を、10回1セットで10セットやっています。これを朝晩に分けます。あるいは朝昼晩に分けます。

*心意六合拳の師匠からは、20回1セットで10セット、と言われました。これは二本足ですが、自分、現在二本足はやっていません。

*一本足は軸足に重ねることはしません。そのまま浮かしています。そのほうが心意六合拳・鶏行歩に似合っていると考えています。師匠も重ねることはしませんでした。(師匠は片手片足もやっていました。これはクロスするようにします。これの変形もあります。)

*注意することは、肩甲骨が出ないようにすることです。肩で支えずに、前腕と腹で支えます。肩関節で支えてしまうと、筋肉を刺激できません。もちろん、肘関節も負担を掛けないようにします。

*最初から最後まで、前腕の筋肉と腹横筋で支えるようにします。特に、低くなってから、腹で身体を持ち上げるようにします。すると、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋、上腕三頭筋などは自然と使うことになります。

*肩甲骨が出ると、醜い鉄牛耕地=腕立て伏せになってしまいます。腕立て伏せは肩立て伏せ、ということです。効果無いので止めましょう。

*手は鷹爪にします。地面に付くのは、指先と掌根です。指先は、特に人差し指・中指・薬指の三本の指先が大切です。小指と親指は触れているだけです。(これが拳と掌になります。)

*前腕の筋肉は、小指側のラインが大切です。小指側の延長線が緊張します。親指側の延長線はゆるんでいます。鷹爪でも、掌でも、拳でも、同様です。

*たまに逆に使う人がいますが、骨格が歪んできますので注意してください。肘や肩もおかしなことになります。

*最初は二本足から始めます。ゆっくりと降ろします。そして、腹で素早く持ち上げます。腹で持ち上げると、楽にできます。目標は3回位です。慣れて来たら10回やってみてください。

*鉄牛耕地の身体は、宋氏形意拳の龍形基本功の身体です。ですから、龍形基本功も平行して練習します。

*心意六合拳の鶏歩の身体は、宋氏形意拳の熊の0号の身体です。ですから、熊の0号を平行して練習します。

*つまり、宋氏形意拳・龍形基本功と熊の0号で、身体感覚はだいたい解決してしまいます。これを鉄牛耕地で裏打ちします。

*熊の0号は、熊の1号を簡単にしたものです。フジマツ・オリジナルです。熊の1号だと、どうしても腕に力を入れてしまいます。それで腕の動作を省略して、脇腹から鼠蹊部への切り込みと鼠蹊部の折りたたみを強調してみました。(これに足首の折りたたみを加えます。足首の折りたたみで指行性となります。) 

*熊の1号でも、腕に力を入れてはいけません。でも、どうしても力を入れたいのが習慣みたいです。あるいは、本能的なものでしょうか? 

*これは肩に力を入れてしまう病、と同じものかもしれません。ヒトは直立二足歩行になって、肩から先で様々な作業をします。それがヒトの文明・文化を造りましたが、動物武術では障害となります。

*肩から力を出すのではなく、後ろ足の指から力を出します。これも地面を蹴るのではなく、体重を利用するだけです。ですから、踏ん張ってはいけません。

*体重を利用するために、心意六合拳の鶏歩で体重を足首に降ろす練習をします。しかし、足首は関節なので、体重に耐えることはできません。

*結果的に下腿三頭筋で身体を支えることになります。これもあくまで、結果的ということです。ですから、下腿三頭筋でがんばってはいけません。下腿三頭筋に力を入れてはいけません。

*あくまで、自分の体重を利用します。筋力は使いますが、身体を支えるためです。打撃の場合は、相手の身体も支える結果となります。それでも、身体を支えるために筋力はあります。筋力のための筋力ではありません。

*龍形基本功の身体では、少ない力で相手の身体を支えられるようになります。とても楽に相手の身体を支えられます。それは構造で支えるからです。それが打撃になりますから、打撃もとても楽になります。打撃も構造で撃つことになります。それが姿勢の勁力というわけです。
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by tiger-hawk | 2016-07-19 06:47 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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