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動物武術の虎鷹拳院日誌

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崩壊する体幹と体幹の龍腰

(昨日の体育館から)

*帰り道で、シロクマ君に質問されました。宋氏形意拳の六合歩と心意六合拳の鶏歩の、その後ろ足と前足の体重比率について、後ろ足7対前足3なのか? あるいは後ろ足6対前足4なのか?

*どうやら拙著「発勁力」の記述からの質問らしい。いえいえ、発勁力の出版はもう古いので、使えない情報もあります。

*現在は、後ろ足9対前足1、という具合です。後ろ足10対前足0と言いたいところですが、前足も地面に触れているので、9対1としました。

*そこで駅に近づいて会話が途切れたのですが、補足しておきます。

*気持ち的には、10対0です。どういうことかいうと、常に瞬時に前足を浮かせられるようにします。

*それは、瞬時に前進するためです。前進するためには、前足を上げなければなりません。それが、姿勢勁力の特徴なのです。

*通常、前進するためには、前足に体重移動すればいいのです。しかし、姿勢勁力は前足に体重移動してはいけません。

*常に、後ろ足で体重を支えています。それは前進する瞬間も同様なのです。

*だから、心意六合拳の鶏行歩は、鶏歩から前足を上げてから前進します。前足を上げても、その前足に体重移動しません。後ろ足は足首が折り畳まれて、後ろ足が伸びます。実は、その瞬間が勁力時間となります。つまり、一本足時間です。

*この一本足時間を長く保ちます。そして、上下動することなく、前足一本足となります。これが未完成鶏歩状態です。この前足はやがて後ろ足となります。後ろ足が前へ行くからです。そして、体重移動することなく、後ろ足一本足状態が伸びて行きます。

*なんかややこしいですか? 要するに鶏歩が大きくなるだけです。体重移動しないので、鶏歩が長くなります。

*体重移動するから、寄りかかり発勁となります。単純に体重を浴びせる結果となります。

*いいかえると、沈墜勁や震脚は使えません。使ってはいけません。それらも体重移動だからです。体重移動すると姿勢勁力は死にます。

*現在は、いろいろと整理できて、教え方も進歩しました。なんとか、もっとシンプルな新版発勁力を出版したいなあ、と希望しています。いろいろと模索しているので、あまり期待しないで待っていてください。

*体育館では、心意六合拳のディフェンスについて解説しました。ディフェンス技術もたくさんあるのですが、代表的なのは、猴抱頭、虎抱頭、蛇撥草、などです。もっといろいろとやりたかったですが、その三つだけやりました。

*特に猴抱頭をやりました。これは猴縮身の中にあります。ワン・ツー・パンチを防御しながら、相手の中へ入ります。

*このディフェンスの特徴は、体幹で捌く、ということです。手は添え物で、手に頼ってはいけません。空手家の突きは強烈なので、手で避けようとしてもそのまま突き込まれます。だから、体幹が龍腰します。

*そのディフェンスは、宋氏形意拳の熊の1号なのです。あるいは、宋氏形意拳の龍形基本功とも言えます。体幹の龍腰を体得しないと、防御できません。つまり、防御と攻撃は同じ体幹の龍腰となります。

*龍腰とは、脇腹から鼠蹊部への切り込みのことです。これが攻撃ともなり、防御ともなります。

*ところが用法を教えると、それに全ての意識を奪われてめちゃくちゃなことをやる人が現れます。実は多くの人がそうなります。目先のカネに心を奪われて、大切なことを忘れます。その結果、全てを失います。

*用法に心を奪われる人は、防御も攻撃も全て崩れてしまいます。その人が強大な筋力と体格を持っていれば、それでもなんとかなるのですが、まずそんなことはありません。あなたがグリズリーでなかったら、そんな愚かなことはやめましょう。

*用法に心奪われる人は、自ら死を招いているのです。自滅路線です。そんな人がたくさんいるので、もはや指摘するのも嫌になりました。でも、可哀想なので指摘しています。

*正確な技を身につけます。用法なんてものは、後から付いて来ます。崩壊した体幹では、死ぬだけです。南無阿弥陀仏~~ アーメン~~

<インチキ道場の楽しい練習へ予約無しで遊びにイラッシャーイ>

8月8日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面
8月10日(水) 19時~開進第一中学校体育館
8月13日(土) 19時~開進第一中学校体育館

映画情報です。ジャニス・リトル・ガール・ブルー がやってきます。ジャニス・ジョプリンといえば解説は要らないですよね。渋谷のシアター・イメージ・フォーラムで、魂の歌声が鳴り響く !
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by tiger-hawk | 2016-08-07 05:57 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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