インチキ極意=ゆるい足首
*そんなことをしたら、身体が浮いてしまいます。
*浮いた身体からは、軽い拳しか生まれません。
*そこで、沈墜勁や十字勁や震脚を使う人もいます。
*しかし、それらは浮いた身体を肯定してしまっています。真の解決法ではありません。
*その結果、勁力は途切れてしまいます。本当の意味で拳打連撃できません。
*太極拳も沈墜勁を使う限り、連綿不断はウソとなります。それは、口先だけのお題目です。
*ではどうしたらいいのでしょうか?
*それは浮いた身体を造らないことです。
*つまり、地面を蹴らないことです。ランニングしないことです。ランニングは地面を蹴る運動です。つまり、ジャンプ運動です。
*そのために、心意六合拳の鶏行歩を実行します。
*しかし、そのためには心意六合拳の鶏歩が必要となります。
*鶏歩の目的とは、足首に体重を降ろすことです。しかし、足首は関節なので、その任に耐えられません。そこで、下腿三頭筋が覚醒します。結果として、下腿三頭筋に体重が降りて来ます。
*足首に体重を降ろすためには、足首をゆるめます。"ゆるい足首"が姿勢勁力の極意です。
*しかし、ここに"落とし穴"があります。
*足首を硬く緊張させてしまう人がいます。そこから姿勢勁力は崩壊してしまいます。そして、体重は太ももの大腿直筋へ戻ってしまいます。元の木阿弥です。
*足首を緊張させるのも、地面を蹴る行為です。
*あるがままの体重を、あるがままに受け入れることが必要です。
*そのために、足首をゆるめる必要があります。
*すると、蹠行性のヒトが指行性に近づきます。姿勢勁力の根本を獲得できるのです。
*これがインチキ極意=ゆるい足首、となります。宋氏形意拳の六合歩も、同様のゆるい足首です。
<インチキ道場の練習予定>・・・予約なしで遊びにおいでませ
9月10日(土) 19時~開進第一中学校体育館
9月12日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
9月14日(水) 19時~開進第一中学校体育館
開進第一中学校は工事中なので、正門から校庭を周り体育館に来てください。