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動物武術の虎鷹拳院日誌

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歩けなくなった時から

*こんにちわ、練馬大根を5本頼まれて自室まで歩いて運んだら、腕がしびれて倒れたフジマツです。アハハ 自転車にすればよかった。アホや ! 木曜日に渡すので自転車で運びます。それにしても腕力が無いのを再認識しました。

*宋氏形意拳を学んだ時、解ったことが三点ありました。他は全く解りません。勁力が何処にあるのか? 知りません。勁力? なにそれおいしいの? どうやって五行拳を撃ったらいいのか? 全く知りません、そんなもん。

*一点、力入れては駄目、ということは解りました。それでひたすら力を抜いて五行拳を撃ちました。当然、勁力なんてありませんから小学生も倒せない五行拳です。それを六合歩(三体式) で歩かずにひたすら35分位撃ち続けます。もちろん、左右の足は時々交替します。

*そして一点、歩けなくなりました。歩くと身体が浮いてしまうのです。フワフワと浮いてしまって撃てません。それで移動稽古はあきらめました。それもあって、定歩の六合歩でひたすら五行拳です。

*宋光華先生の近所の先輩も、浮きまくっていました。それで偉そうに武術を語ります。ああなっては駄目だな、と反面教師になりました。もちろん本人には絶対に言いません。言ったらヤバいことになります。中国人の面子と自分の命を引き換えにはできません。

*しかし、歩けないということは、武術にとって致命傷です。全く使い物になりません。自分の武術の価値はゼロです。とりあえず2年間はそのままでした。

*そしてもう一つ。宋氏形意拳には、震脚も沈墜勁も十字勁も纏絲勁もありませんでした。しかし、龍形基本功と熊の基本功1号と2号がありました。これが決定的な効果を後にもらたしました。(その価値を知るのは後の話しです。自然と氷解しました。) 

*さて、歩けなくなった私は、ひたすら力を抜いて五行拳です。それで力を抜くことには成功しました。もちろん、相変わらず自分の武術の価値はゼロです。

*それから2年後、心意六合拳を本格的に学びました。足がボロボロになるまで練習しました。筋肉も無いのに一日7時間練習したので、膝がギィギィ音を立てていました。帰国後はしばらくボーと過ごしました。

*心意六合拳を始めてから一年後、なんとなく歩けるようになりました。心意六合拳の鶏撲食(ケイボクショク) 、鷹抓把(ヨウソウバ) 、鶏行歩(ケイコウホ) などで足の裏側・内側の筋肉に目覚めました。

*宋氏形意拳を始めた頃、歩けなくなったので、必然的に地面を蹴らなく成りました。それが心意六合拳に幸いしました。地面を蹴らないで心意六合拳の鶏行歩を歩けるようになったのです。

*化石人類学の本を読んだら、原初の猿人は大腿直筋を大きく改造し大腿骨を真っ直ぐに改造して、地面を蹴って直立二足歩行を始めたことが解りました。

*だから、ヒトが大腿直筋で地面を蹴って歩くのは本能的なものだったのです。だから、歩けば浮きます。だから、歩けば宋氏形意拳も心意六合拳も身体が浮きます。(ウォーキングもランニングも身体が浮きます。どちらも本質的にはジャンプ運動です。普通のヒトの感覚では、ウォーキングがジャンプ運度とは信じられません。) 

*浮いたら沈むしかありません。それが、沈墜勁・震脚・十字勁の始まりと根拠です。つまり、動的勁力は自然勁力ということです。(静的勁力は不自然勁力となります。) 

*それを原初の心意六合拳は、ニワトリの指行性一本足を参考にして克服したのです。だから、鶏歩と鶏行歩です。(それを理解できない心意六合拳者・形意拳者は、震脚や沈墜勁に墜落しました。) 

*しかし、それはヒトの本能的なものに反する行為です。ヒトは蹠行性(セキコウセイ) ですから。ところが私は極端な性格とアホ頭で自然と受け入れてしまいました。

*しかし、普通の正常なヒトは、そんな反応はしません。私のような極端な性格とアホ頭ではありません。

*私のほうもそんなヒトの気持ちを理解できませんでした。しかしやがて、私は異常な人間なのだと理解できました。当然、心意六合拳の鶏行歩を教えることは困難を極めました。

*そこで、地面を蹴らないで歩くためにはどうすべきか? その解決法を考えました。異常な自分はできてしまったので、普通の正常なヒトのためです。

*つまり、動物武術の姿勢勁力は「歩けなくなった時から」始まりました。宋氏形意拳を学習して、歩けない自分を発見してから、姿勢勁力の探求が始まりました。(次回はその解決法です。)
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by tiger-hawk | 2016-11-22 06:29 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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