弱い力・弱いバランスが必要です
*動物武術の心意六合拳と宋氏形意拳について、加えて武式太極拳については、実際に撃つ時・押す時、「弱い力」を用いる。それがいわゆる発勁力の要訣です。
*実際に撃つ時・押す時、心意六合拳の弓歩は、「弱い弓歩」を用います。練習の時とは違います。裏側の筋肉も強く張る必要はありません。
*実際に撃つ時・押す時、心意六合拳の鶏歩は、「弱い鶏歩」を用います。バランスも「弱いバランス」を用います。
*実際に撃つ時・押す時、宋氏形意拳の六合歩は、「弱い六合歩」を用います。バランスも「弱いバランス」を用います。
*実際に撃つ時・押す時、心意六合拳の鶏行歩は、「弱い鶏行歩」を用います。力強い鶏行歩は要りません。力強い鶏行歩は、勁力を殺します。前へ突っ込んで勁力を殺します。足指先を使えません。
*実際に撃つ時・押す時、心意六合拳の鷹爪は、「弱い鷹爪」を用います。力強い鷹爪は要りません。練習の時とは違います。
*実際に撃つ時・押す時、心意六合拳の鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、「弱い軽いフットワーク」を用います。練習の時と同じです。力強いフットワークは要りません。力強いフットワークは、勁力を殺します。やわらかい・やさしいフットワークとなります。すると、弱いストッパーも使えるようになります。
*実際に撃つ時・押す時、肩の力をどんどん抜きます。そして、前鋸筋から腕を生やします。前鋸筋も強い力は要りません。弱い前鋸筋を用います。肩の力は24時間抜くように注意します。
*腹横筋、腹斜筋、腹直筋は、弱い腹横筋・弱い腹斜筋・弱い腹直筋を用います。強く張る必要はありません。
*前腕の筋肉は、弱い前腕の筋肉を用います。強く張る必要はありません。
*足の下腿三頭筋は、弱い下腿三頭筋を用います。強く張る必要はありません。
*強い力は勁力を殺します。弱い力が勁力には必要となります。
*勁力にとって、力は腹三分目となります。お腹いっぱいにしてはいけません。お腹いっぱいの力では動けません。勁力も死にます。弱い力が必要です。
*武術する者は、強い力を欲します。それが自然な欲求です。その欲望に負けてはいけません。欲望に負けた時、勁力は死にます。
*いつでも余裕いっぱいで練習します。いつでも弱い力です。
*自分を鼓舞する時、相手を威嚇する時、強い力を用いるように装います。でもそれは、装うだけ、フリだけ、です。まあウソなんです。次の瞬間、弱い力で撃ちます。すると、勁力のパワーが生まれます。
<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~、オクレテモカマシマヘン、
11月24日(木) 12時30分~平和台体育館
11月26日(土) 19時~開進第一中学校体育館
11月27日(日) 19時~平和台体育館
11月28日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
11月30日(水) 19時~開進第一中学校体育館
めっちゃ面白い本です。