動物武術の虎鷹拳院日誌

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構造物を造る

*誰でも自分よりもはるかに重い人を支えることができます。60kgの人が100kgの人を支えることが簡単にできます。寄りかかるだけですから簡単なことです。突進して来るわけではありません。

*武式太極拳の弓歩、あるい心意六合拳の弓歩になって、掌を出します。ロウシツヨウホのような形です。そこに寄りかかってもらいます。非力な女性でも私のようなブタを支えることができます。

*ところが男性なのに支えられない人がいます。それは、肩の突っ張りで受け止めているからです。本人はそのことを理解できません。(指摘しても自覚できません。) 

*姿勢勁力とは身体が造る構造物のことです。そのために、心意六合拳の弓歩と鶏歩、宋氏形意拳の六合歩を鍛錬しています。立っているだけだから、楽なものです。それでもやらない人もいます。そんな人にはそれとなく消えてもらいます。秘伝・秘術があるわけではありませんから。
つぶれているし、他の秘伝道場がおすすめです。

*弓歩は肩の力だけで構築されているわけではありません。身体全体が一つの建物となっているのです。肩の力に頼っていると、建物は破壊されます。

*ヒトの身体は、骨、筋肉、内蔵、脳神経、皮膚、などで構成されています。でも、それらは素材です。解剖すれば詳細に見えますが、解剖が目的ではありません。構造物を造ることが目的です。骨を使う武術とか、気で打つ太極拳とか、いかにくだらないかが解ります。

*構造物を造るのが、姿勢です。それを合理的にすれば姿勢勁力が生まれます。ただ立っているのなら幼児と同じです。とてもバランスの悪い建物になります。自然に任せてはいけません。人工的に構造物を造ります。(幼児の歩き方とお年寄りの歩き方は、とてもよく似ています。) 

*弓歩は筋肉としては、前腕の筋肉で、僧帽筋で、前鋸筋で、腹横筋で、下腿三頭筋で構築されています。(もちろん、他の筋肉も骨も皮膚も内蔵も脳神経も関係していますが、解りやすく単純化しています。)

*掌・拳は前腕の筋肉で構築されています。腹横筋は身体全体のバランスを構築します。下腿三頭筋は足指が覚醒することにより、発動します。僧帽筋は肩の代わりに使います。腕は脇腹の前鋸筋から生やします。

*実はこの構造、鉄牛耕地と全く同じなんです。鉄牛耕地も、前腕の筋肉、僧帽筋、前鋸筋、腹横筋、下腿三頭筋によって構築されています。

*だから、鉄牛耕地は発勁の構造ということになります。

*鉄牛耕地を失敗すると腕立て伏せになってしまいます。

*この腕立て伏せの構造が、肩の力を柱としています。ですから、肩甲骨が突出してしまいます。背中が凹むのは、肩の力と胸の力を使うからです。ですから腕立て伏せは、発勁の失敗の構造ということです。

*宋氏形意拳の龍形基本功は、肩の力と胸の力をゆるめます。そして、体幹を統一します。そのような目的があります。

*熊の基本功1号は、体幹が分散しないためにあります。体幹の外側で動くと、身体が回転してしまいます。それが心意六合拳・熊吊膀の失敗です。

*だから、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向けて切り込みます。すると体幹が分散されず統合されます。

*ところがこれらのことは、肩に力が入っている人には理解できません。肩に力が入っていると、全ての歯車が狂います。

*さらに、身体が浮き上がります。すると、浮き上がらない身体を理解できません。もちろん、浮いている身体も自覚できません。本人が浮いているので、浮いている人を認識できません。

*肩に力が入っていると、心意六合拳・鶏行歩も浮き上がってしまいます。大胸筋と肩と大腿直筋は連動します。悪循環の地獄となります。

*肩の力を抜いて、宋氏形意拳の六合歩をします。手でほんの少し地面を押さえます。大腿直筋でほんの少し地面を押さえます。両足の足指を使います。趙先生の六合歩を参考にしてみてください。ネットにあります。私は今は亡き趙先生の父親を師としました。

*後ろ足の足指は、足首が折れ曲がるようにすると感じられます。前足の足指は地面を探るようにすると感じられます。(鼠蹊部も折れ曲がります。) 
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by tiger-hawk | 2017-01-09 07:18 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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