動物武術の虎鷹拳院日誌

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筋力の分離その一

*筋力の分離その一「前腕と上腕の分離」

*前腕の筋肉は緊張しますが、上腕の筋肉はゆるんでいます。上腕は伸張性収縮も短縮性収縮もしません。

*これが心意六合拳の鷹爪です。

*そしてこれが、心意六合拳の単把、宋氏形意拳の崩拳、武式太極拳(喬式太極拳) のロウシツヨウホとなります。

*力を込めて肩を固めてしまう人は、これができません。そのために、姿勢勁力は自滅します。

*それでは、その練習方法を考えてみます。

*両手をブランと垂らします。力が入っていない状態です。とりあえず、片手を用います。

*そのまま肩の高さまで上げます。

*この段階で既に力が入ってしまう人もいます。立派なガチガチおじさんです。その場合は、またダラリと下げます。

*腕をダラリと下げた状態、またはそのまま肩まで上げた状態、から始めます。

*手をほんの少し丸めた状態にして、五指を大きく広げて伸ばします。指の第一関節から始めます。(以前は第二関節からとしていましたが、ガチガチに肩まで固めてしまう人がいたので第一関節からとします。第三関節からやる人が圧倒的に多いのですが、大きな間違いです。)

*手首に力を入れてはいけません。あくまで、手首に近い前腕の筋肉で指を操作します。

*指の第三関節に力を込める人、手首に力を込める人、が圧倒的に多いのですが、大きな間違いです。関節は使わずに前腕の筋肉だけ使います。

*少しずつ鷹爪を造ります。弱い力から始めます。

*だんだんと強い力を用います。

*ある段階まで来ると、肘と上腕が固まります。

*それはやり過ぎなので、肘が固まる寸前で止めてしまいます。

*これが、鷹爪の状態です。指先に意識集中します。これが、鷹爪の掌です。

*これを基本状態とします。

*指先に意識集中したまま拳をにぎります。

*すると、前腕の筋肉の延長で手首はフラットになります。手首に力を入れてはいけないので、手首の力でフラットにしてはいけません。あくまで前腕の筋肉の延長です。

*拳の中はほんの少し空気が入った状態となります。完全にギュッとにぎった状態ではありません。石のコブシではありません。これも前腕の筋肉と指先が直結した状態です。指先は緊張しています。

*拳をゆるめることによって、拳の中に空間を造ってはいけません。つまり、意識的にやわらかく握るのは間違いです。指先だけは緊張しています。単純にやわらかくにぎるのは間違いです。

*こここまでできたなら、掌・拳を耳の高さまで上げてみます。鷹爪が維持できていれば問題ありません。肘と上腕が緊張していなければ、問題ありません。

*そこから、心意六合拳の単把を練習してみます。武式太極拳のロウシツヨウホを練習してみます。

*あるいは、単なるひっぱたきを練習してみます。前腕の筋力と上腕の筋力が分離していれば、ひっぱたきも強力な武器となります。耳の高さからひっぱたきます。掌根を用いれば強力な打撃となります。

*肩がはずれていると大胸筋が緊張して、弱くなります。肩甲骨が後ろへ出た状態だと、弱くなります。(肩甲骨発勁をやってはいけません。) 宋氏形意拳の龍形基本功の状態にします。
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by tiger-hawk | 2017-01-24 08:58 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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