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動物武術の虎鷹拳院日誌

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脊椎動物の拳・掌

*拳・掌の運動線について整理してみます。

*両足を腰幅に平行立ちします。

*両手を下げ、指を身体側面に付けます。

*そのまま肩の高さまで上げます。腕は真っ直ぐのままです。

*両手の指先を合わせます。

*すると、拳・掌の運動線が現れます。

*腕は身体の外側に付いています。だから、拳・掌の運動線は外側から中心へ向かいます。

*いわゆる中国拳法の拳などは、身体の中心から撃ち出されます。

*それは人体の構造に反しているので、とても弱い拳・掌となります。試しに横から押してみてください。身体の中心から出した拳は簡単に崩れてしまいます。これが、推手や化勁の成立する条件となります。

*しかし、拳・掌の運動線は外側から中心へ向かうといっても、身体外側に運動構造を造ってはいけません。

*それだと外の殻で身体を支える構造となります。それは昆虫です。外殻動物は大きな構造を造ることができません。だから、昆虫は大きな身体が造れません。SF映画で巨大な昆虫が暴れますが、あれは無理というものです。エイリアンの成虫も大きくなりますが、外殻動物の虫では無理なのです。

*大きくて重い身体を支えるためには、脊椎動物になる必要があります。

*拳・掌も内部は脊椎を造ります。

*それが、心意六合拳と形意拳の龍腰というわけです。

*それは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かいます。外側から中心の鼠蹊部へ向かいます。内側へ絞り込みます。これは両側で同時に実行します。

*それが、宋氏形意拳の熊の基本功1号というわけです。心意六合拳の単把や熊吊膀も同様です。

*したがって、身体が回転してはいけません。腰の回転もしてはいけません。身体は内側へ絞り込みます。

*心意六合拳の熊吊膀で身体を回転させている先生がいますが、それは大間違いなのです。弱いばかりでなく、当たりません。かするだけです。

*武式太極拳の掌は、耳のそばで敬礼します。それがロウシツヨウホです。身体の外側から中心へ向かいます。そして、内側へ絞り込まれます。すると、脊椎動物の章となります。

*形意拳の崩拳も、身体の中心から撃ち出してはいけません。それではヒトの身体構造に反します。

*そして、体幹は脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ絞られます。

*外殻動物ではなく、脊椎動物になりましょう。
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by tiger-hawk | 2017-01-27 07:57 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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