動物武術の虎鷹拳院日誌

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階段の下り=指行性

*最近は反省して、地面を蹴ることにしたアホのフジマツです。階段の上がりだけですけど。

*心意六合拳の鶏行歩ばかり練習していたら、地面を蹴ることを忘れてしまいました。

*それである日、駅の階段を上がろうとして、たいへんな辛い思いをしました。とにかく、地下鉄の階段を上がり地上に出たら、とても疲れました。

*あれ? なんでこんなに疲れるのだろう? あっ地面(床面) を蹴らないで上がってきた。だから辛かったんだ。アホや。

*それからは階段の上がりだけは、地面を蹴ることにしました。あーらくちんだあー

*地面を蹴らないで、どうやって歩くのか? 歩けないだろ。フジマツの馬鹿野郎 ! と疑問の方も多いかと思います。

*ところがそれができるんです。日常生活の中にもそれがあります。それが、駅の階段の下りです。え? エカスカレーターかエレベーターしか使わない? たいへん失礼いたしました。

*でも試しに階段を下ってみてください。地面(床面) を蹴っていないことが感じられます。

*その構造です。降りるだけですから、床面を蹴る必要がありません。落ちるだけです。つまり、ジャンプしなくていいんです。(地面を蹴る運動は、空中に浮かなくても小さいジャンプ運動といえます。だからウォーキングもジャンプ運動です。ランニングは完全にジャンプしています。)

*階段で足を降ろして着地する時、足指と趾球で着地します。つまり指行性になります。いつもの蹠行性(せきこうせい) ではありません。(階段を上がる時は、いつもの蹠行性です。だから大腿直筋を使います。大腿直筋はジャンプ筋です。)

*その時、足指から着地するので、足首が折れ曲がります。すると、下腿三頭筋が伸張性収縮します。さあ、ここでやっと下腿三頭筋の伸張性収縮が現れました。これが姿勢勁力の根っこです。

*これを平地で実行するのが、心意六合拳の鶏行歩です。でも、階段の下りではありませんから、工夫が必要となります。

*前足になる足が落ちてしまったら、歩くのに邪魔となります。そのために、前足になる足を持ち上げてやります。ここで、一本足状態になります。ニワトリの一本足時間歩行です。

*単純に持ち上げるのではつま先が邪魔になります。そこで、つま先を上げて一本足状態になります。(これが心意六合拳の低い蹴り=捲地風となります。) 

*そこから、地面を蹴るのではなく、足首が折れ曲がります。ここが理解の難しいところです。

*普通の人は、膝が先行して折れ曲がってしまうのです。すると、膝に体重がかかります。これが太極拳で膝を痛める原因です。でも、みんなやります。それが習慣だからです。

*膝が先行して折れ曲がる前に、足首が先行して折れ曲がります。そんなことは生まれてからやったことがありません。そこで、脳神経が拒否をしてしまいます。そんなことはできない、と拒否されるのです。

*そして、膝を折り曲げてしまいます。結果、膝が突出します。その原因は、鼠蹊部が伸びているからです。だから、足首が折れ曲がるためには、鼠蹊部が折れ曲がる必要があります。

*心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩を失敗するのは、鼠蹊部が折れ曲がっていないからです。すると、膝に体重が掛かってしまいます。膝ばかりが折れ曲がって、足首は伸びたままです。

*ヒトは蹠行性なので、足首が折れ曲がるという状況を受け入れられません。特に男性の場合は、恐怖感があります。あるいは、そんなことはできるわけがないという固定観念があります。

*また、現代日本人は歩幅が小さいので、必然的に足首が折れ曲がりません。足首は伸びたまま歩きます。それが習慣になっています。だから足指が使えません。(足指を使うとは、足指で地面をつかむことではありません。そんなことは不要です。体重が地面との接着剤となります。だから、力を抜きます。)

*足首が折れ曲がる状況は、経験したことのない状況なのです。足首が折れ曲がるといっても、骨折するわけではありません。

*足首が折れ曲がる時、足指と趾球が着地します。すると、下腿三頭筋の伸張性収縮が起こります。頼まなくても、勝手に下腿三頭筋が発動します。それは指行性だからです。

(註) がに股の人は、階段の下りで指行性にはなりません。踵から着地する蹠行性になります。すると、大腿直筋を使うことになります。がに股はぜひ直してください。内転筋も弱ってしまいます。すると、バランスが悪くなります。
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by tiger-hawk | 2017-03-10 07:49 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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