指行性へ変態するために
*とシロクマさんが抗議してきました。ヤバい ! 回らない寿司をおごってもらった弱みがある。逃げられないアホのフジマツです。どっどうしよう(オロオロ) 、今更、寿司の代金を払うオカネも無いしー 夜逃げするしかないかなあー 助けてえ~トランプさあん~~
*心意六合拳は十種の動物形拳で構成されています。その内、龍、虎、鷹、が三大形とされています。
*師匠にもらった掛け軸にも、「龍盤 虎踞 鷹捉」と大書されています。(フジマツの名入りの唯一無二の掛け軸です。ムーチョ感謝です。) その十種の動物なのですが、龍だけが想像上の動物です。龍だけが実在していません。
*龍は古代ワニの化石から想像されたそうです。そのようにワニ学者が主張しています。確かに龍の顔はワニにそっくりです。胴体は伸ばされていますけど。足の生え方もワニです。(爬虫類だから肩が無いゾー)
*そこで、実在の動物を尊重して、想像上の動物を外しました。ごめんね、龍ちゃん。
*師匠の話しによると、心意六合拳の風格を最も表現しているのが、虎形拳と鷹形拳だそうです。だから、虎形拳と鷹形拳を学習すれば、心意六合拳の風格と特徴と勁力を体得することになります。
*私もそう思います。例えば、シロクマさんが単虎抱頭(たんこほうとう) や鷹抓把(ようそうば) を使えるようになったら、人間凶器になってしまいます。人類の平和と安全のためには、シロクマさんに教えないほうがいいような気がします。でも、回らない寿司をおごってもらったし、苦悩と葛藤の日々なんです・・・泣・・・酒とバラの日々なら良かったんですけど・・・アハハ
*で、師匠からは、虎形套路と鷹形套路を秘伝にせよ、という指令をいただいています。無闇に教えてはいけない、と厳命されています。(勁力も公開しているフジマツですから、いい加減ですけど。だから会員にナメられていますけど。)
*というわけで、虎鷹拳院とフジマツが命名しました。最初は武院にしようかとも思いましたが、武院ではいかにも中国風なので避けました。中国ぽいのは止めました。ブだと濁音だしね。ブーイン(グ) 浴びるかもしれない。ウフフ
(昨日の体育館から)
*姿勢勁力の根っこは、下腿三頭筋の伸張性収縮なんですけど、前提条件があります。それがニャンコの指行性です。そこで、武式太極拳では蹠行性(せきこうせい) から指行性への変態過程があります。
*この蹠行性から指行性への変態過程が、心意六合拳の鶏行歩にもあります。そこで、大きい鶏歩を可視化して、鶏行歩をやってみました。鶏行歩の前段階訓練です。
*前足が着地した時点では、まだ後ろ足が支えています。後ろ足は指行性ですが、この前足は蹠行性です。
*だんだん、前足の足首が折れ曲がります。すると、前足の足指に体重が載ります。蹠行性から指行性へ変態します。この時、膝を先に折り曲げてはいけません。すると、膝に体重が乗り、膝を壊します。
*前足は指行性になり、後ろ足に成ります。そのまま前足が浮いたまま、前へ送ります。そして、前足が着地します。まだ、後ろ足の下腿三頭筋が支えています。
*そして、前足の足首が折れ曲がります。前足は蹠行性から指行性へ変態します。
*これを練習すると、地面を蹴ることが無くなります。体重と重力で前進できます。
*鶏行歩の前段階訓練に慣れてきたら、鶏行歩します。前足一本足立ちの鶏行歩です。
*宋氏形意拳の馬形拳と虎形拳にも、蹠行性から指行性への変態過程が表現されています。
*ところで、心意六合拳の鷹爪の練習には、オッパイをつかむといいです。というわけで、先日はシロクマさんのオッパイで練習してみました。今回はシロクマさんがいないので、フジマツのオッパイで練習してもらいました。フジマツ、まだお嫁入り前なんですけど・・・どうしよう・・・ママ助けてえ~~