無抵抗主義
*武式太極拳なんですが、「ギョクジョセンサ、を入れろやボケ」、とちくわさんに叱られたので、二つだけ入れてみました。(本式は四つ) これでちくわさんに気に入ってもらえると、嬉しいのですが。ちょっと不安です。次回の武式太極拳ワークショップ(無料) でやります。みなさん、来てチョーダイ !
*心意六合拳の鷹爪なんですが、みなさん、指の第三関節のところが陥没してしまいます。オバチャンBとモスバーガーで検討会を開いてみました。(例によってオバチャンBの財布ですけど。ごちそうさん)
*すると、原因が解りました。みなさん、指の力を使い過ぎなんです。さすが、クソ真面目な日本人、というところです。そんなに真面目にやらなくていいんです。私は不真面目なので、イイ加減にできてしまいます。いい加減、を肯定的に使うフジマツです。
*どうして指の力をそんなに使わなくていいのか? それは掌根が使えるからです。掌根が地面(床面) に付いています。これを有効活用します。掌根にもっとたくさん仕事をやってもらいます。すると、指は楽になります。すると、第三関節が陥没することはありません。
*さらにもっといいことがあります。掌根を使うと、前腕筋肉の外側に直結します。すると、前腕筋肉の外側を刺激します。すると、前腕筋肉の外側が強くなります。
*前腕筋肉の外側は、宋氏形意拳・龍形基本功で使います。心意六合拳の攻防技術で大いに使います。心意六合拳の虎撲で、単把で、全ての技で使います。ディフェンスにも使います。ここが弱いと、攻防が成り立ちません。
*これで、心意六合拳・鷹爪が解決しました。チャンチャン、お後がよろしいようで・・・(虎鷹拳院・演芸場)
(註) なんでもっと早く教えないのか? と疑問の方もおられると思いますが、アホのフジマツは馬鹿なので、なんにも考えずにできてしまうのです。申し訳ありません。深く反省しております。ホントですよ~~
*いえ、まだもう一演目あります。
*それは、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩、宋氏形意拳の六合歩、などの根本問題です。
*ズバリ、足首の無抵抗主義、です。
*足首はすぐに降参します。足首は抵抗してはいけません。足首は長いものに巻かれるのです。権力、じゃなくて自分の体重に逆らうことをしてはいけません。全てを受け入れるのです。
*ところがみなさん、反発してしまいます。抵抗してしまいます。自分の体重を一生懸命に支えてしまいます。
*すると、足首は折れ曲がりません。むしろ、伸びてしまいます。地面を蹴ってしまいます。
*すると、足指は覚醒しません。眠ったままです。おやすみなさい。
*すると、下腿三頭筋は覚醒しません。眠ったままです。グッナイ !
*さあ、足指よ起きなさい ! 下腿三頭筋よ起きなさい ! 夜明けは近いのだ !
*というわけで、本日の演目は全て終了いたしました。またのお越しをお待ち申しております。
*あっもう一つ忘れていました。先日シロクマさんが、「なんで虎鷹拳院なんだよ。なんで龍様がいないんだよ。龍様が王様だろ。」とクレームを付けてきました。こっ怖い。
*実は、陶子鴻先代師匠の心意六合拳には、四把捶がありません。基礎套路としては、三盤落地があります。この三盤落地、めっちゃ難しいのですが、なんで基礎套路なんだよ、おかしいだろ、という話しではありません。
*もう一つ、根本套路がありましして、それが「虎鷹相闘」なんです。虎VS鷹、ですね。この虎VS鷹が、心意六合拳の根本イメージなんだそうです。(師匠の話し) そこで、虎鷹相闘から虎鷹拳院と名付けたのです。(他の心意六合拳については知りません。それぞれ正しいと考えます。心意六合拳も様々な傾向と流派がありますから。)
*これでなんとか、シロクマさんからの追求を逃れられそうです。逃げろ~~
*でも、心意六合拳の入門套路は、やはり十大形套路の鶏形套路だと考えられます。ニワトリの指行性一本足が心意六合拳の原点です。というわけで、みんなにも鶏形套路を教えることにしました。