動物武術の虎鷹拳院日誌

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蹴らない地面とつかまない地面

*たいへんです。大英自然史博物館展、やってます。上野の科学博物館です。平日でも混んでいるらしい。動物武術者としては行くしかない。ドードーも、オオナマケモノも来日したようです。まあ、一般の武術愛好家には興味の無い話ですね。申し訳ありません。

*というわけで、最近太ってドードーと化しているアホのフジマツです。え? オオナマケモノだ? そっちのほうかな? 動物ネタは嫌われるのですが、蹠行性から指行性への変態、は姿勢勁力の要です。

*で、問題は日本人には足指が無いこと。有っても使わない。で、使えというと、足指で地面をつかむ、なんて曲解されてしまう。もはや誤解ではなく曲解です。ナンデヤネン !

*でもこれ、クソ真面目な日本人の特徴です。下腿三頭筋を使う、というと下腿三頭筋を過緊張させてしまう。筋肉の名称を使うと、そこを過緊張させてしまう。もう、何も言えません。

*私は不真面目の典型なので、クソ真面目な日本人の思考を理解できない。ニャンコやワンコの足指は地面をつかむのか? 観察すれば? というと、そんなの知らネー、とオバチャンBに返される。

*不肖フジマツ、心意六合拳の師匠にニワトリの歩く姿を見せられました。ニワトリ君がゆっくり歩く時は、一本足になります。そこから、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩を理解しました。一本足指行性です。

*幸い、ニワトリ君も二足歩行です。鳥類は二足歩行です。恐竜の頃から二足歩行していましたから。そして、恐竜も指行性です。ほんまかいな? と国立科学博物館のモンゴル恐竜展で確かめました。すると、動物武術は恐竜の魂を宿しているようです。え? だから虎鷹拳院は滅びる? いえいえ、鳥類は恐竜がちょっと変化しただけですから。同じ仲間です。

*こんな話ししていると、武術愛好家から嫌われます。それでなくても世間のみなさまから嫌われているのに。というわけで・・・

*心意六合拳の勁力はいつ発射されるのか? それは鶏歩の前足が上がった時です。その時、後ろ足は全く変化しません。ただ、前足が上がるだけです。

*身体は浮き上がりません。この時、身体が浮き上がると失敗します。つまり、地面を蹴ると身体が浮き上がります。地面を足指がつかむと、身体が浮き上がります。だから、足指は地面をつかんではいけません。

*足指が地面をつかむと、歩くことができません。止まってしまいます。

*鶏歩の前足が上がり、前進するのですが、後ろ足は変化しません。その時、地面を蹴らずに、足首が折れ曲がります。すると、足指が鮮明に現れます。本当の指行性になります。この最初の一歩の「きざし」を体得します。

*体得してしまえば、鶏歩のままで、表面的には全く動かずに撃てます。内部では動きます。

*もちろん、合気上げもやりません。合気上げやると、姿勢勁力には成りません。合気上げは、相手だけでなく、自分の身体も浮き上がります。それでも、浮いている人間を相手にしているので、技が成立します。

*ここを知らないと、地面を蹴る心意六合拳となってしまいます。中国にはそんな心意六合拳もあります。でも、幸いにも日本にはアホのフジマツがいました。動物学で、心意六合拳と宋氏形意拳と武式太極拳を解明したフジマツがいました。幸いなるかな日本人。

*蹴らない地面とつかまない地面、を体得しましよう。
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by tiger-hawk | 2017-03-29 08:33 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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