動物武術の虎鷹拳院日誌

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鶏行歩のインチキ極意その二

@ 先日の第一回伝統武術表演交流大会なんですが、聴いてみたところ、開会式で「フジマツは来たけれど、午前中に逃亡しました」と紹介されたらしい。嗚呼、なんて日だ ! 

*心意六合拳の核心というだけでなく、姿勢勁力の核心というべき心意六合拳・鶏行歩です。

*ということは、鶏行歩に蹠行性(せきこうせい) から指行性への変態過程があります。姿勢勁力の根本の指行性勁力です。

*これは上半身の鷹爪と一対となっています。前腕筋の鷹爪と、下腿三頭筋の指行性です。

*この指行性の観点が従来の心意六合拳・形意拳には欠落していました。そのために混乱を招きました。動物武術なのに動物学を導入していませんでした。そこで、アホのフジマツが動物学から招き入れました。それだけでも先進的なのが解るフジマツスタイルです。もはや中国を越えたのです。

*指行性はネコ科、イヌ科、恐竜=鳥類、などに見られます。心意六合拳と宋氏形意拳には鶏、虎、鷹、燕、鷂(はいたか)、がありますが、その根本はニワトリの指行性一本足です。

*指行性はアフリカのマラソン選手が有名ですが、ランニングだけに身体が浮いてしまいます。

*ウォーキングは蹠行性ですが、やはり身体が浮いてしまいます。どちらも、地面を蹴るからです。

*地面を蹴らないでも前進できる運動があります。

*それが、階段の下り、あるいは坂道の下り、です。するとそこに指行性が現れます。それをそのまま平地に適応させることはできませんが、参考にはなります。

*平地で下り階段のように歩くと、前足が邪魔になります。引っかかってしまいます。そこで、前足を高く挙げます。

*心意六合拳の挑領や虎撲や鷹抓把(ようそうば) で前足を高く上げるのは、そのためです。もちろん、鶏行歩でも前足を高く挙げます。

*地面を蹴っていると、前足は墜落してしまいます。それが、沈墜勁や震脚の始まりです。これは素人のランニングによく見られます。一歩前進するたびに墜落しています。

*墜落してしまうと、次の一歩に繋がりません。連続ジャンプができないのです。ランニングは連続ジャンプなのですが。

*ではジャンプしない鶏行歩はどうなるのでしょうか? それは蹠行性ではないのでウォーキングにはなりません。

*それはホンダのアシモ君ではないので、足指があります。(現代日本人は足指を失いました。)

*その足指に体重を乗せます。これは乗せるだけでいいんです。地面をつかんだり、地面を蹴ったり、余計なことをしてはいけません。

*日本人はクソ真面目なので、余計なことをしたがります。それが姿勢勁力を殺します。フジマツは怠け者なので、余計なことをしません。(やるべきことをやらないこともあります。逃げろ~~)

*体重を乗せた足指は、そのままでは地面を蹴ってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?

*地面を蹴らずに、足首が折れ曲がります。すると、膝も折れ曲がりますが、膝は無視します。膝はどうでもいいんです。

*優先順位があるのです。まず足首が折れ曲がります。膝も釣られて折れ曲がりますが、どうでもいい存在です。

*しかし、現代日本人は膝と大腿直筋で歩いています。足首と下腿三頭筋を使いません。足首は硬直したままです。下腿三頭筋も硬直したままです。

*したがって、心意六合拳の鶏歩も膝で立っています。形意拳の三体式も膝で立っています。膝なんか地面に付いていないぞ、と反論されるかもしれませんが、膝に体重が乗っているのです。

*太極拳も膝で立って、膝で歩いています。だから、膝が壊れるのです。

*日常歩行も膝で歩いているのですが、低い姿勢にならないのであまり問題になりません。

*ところが、武術では低い姿勢を多用します。そのために、膝が壊れてしまうのです。

*足首が折れ曲がると、足指に体重が乗ります。指行性の始まりです。

*鶏歩では後ろ足の足首が折れ曲がります。しかし、鶏行歩は歩きますから、後ろ足になる足=前足の足首が折れ曲がります。

*日頃、膝で歩いている人は、膝から折り曲げてしまいます。これが失敗の元です。つづく、たぶん、アッハ
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by tiger-hawk | 2017-05-08 08:52 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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