手は体幹の動きに従う
*突然、銀色のスーツケースを引きずりながら、男が現れた。誰かと想ったら、居竜庵だった。仕事で一時日本に来てすぐまたインドネシアに帰国するそうだ。もう日本語を忘れていて、インドネシア語で話していた(涙) 。太平洋戦争で日本に帰国できなかったのだ。・・・ウソです。アッハ
*ジャコウネコの肛門から出たコーヒーをくれた。これ、まろやかで大好きです。ありがとう。なお、アホのフジマツに、聖水とか黄金の性癖はありません。(念のため) それでなくても好感度最悪ですから。指行性に変態しますが、性的変態ではありません。あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !
*せっかく居竜庵が来たので、大秘伝を伝授してみました。特別大サービスです。「秘伝」誌にも載っていない大秘伝です。正統な道場では教えてくれません。インチキ道場の虎鷹拳院だけに伝わる秘伝です。
*「手の動きは体幹の動きに従う」ということです。体幹の動きが手の動きを主導します。手は体幹に逆らってはいけません。手が勝手に動くなんて、とんでもありません。そんな勝手な手は叩かれてしまいます。
*これが、心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳の特徴で原則です。これが、心意六合拳と形意拳の龍身・龍腰の原則です。
*手先の技なんて要りません。手先の打撃なんて要りません。体幹を一つにして大胆に撃ちます。だから大きい力が生まれます。
*これを例えば、心意六合拳・単把で学びます。
*しかし、体幹の動きはとても小さいので、手が勝手に暴走してしまいます。すると、体幹と手が分裂してしまいます。すると、体幹の勁力は死んでしまいます。もはや腕力だけです。それは勁力とは言えません。
*世間では、腰が主導する、とか、足腰で撃つ、とか言いますが、全てウソです。デタラメです。
*主導するのは体幹です。体幹と足指です。その体幹とは尻を含めて統一されます。そして、腰を使ってはいけません。足腰で撃つのではなく、足指と体幹で撃つ、のです。
*すると居竜庵が指摘していました。センセーのTシャツを見ると、腰のところでシワができない。
*腰が回転してしまうと、腰のところでシャツが捩れてしまいます。すると、尻が出てしまいます。世間一般の弓歩はそんな感じです。逆歩でも腰を使ってはいけません。
*動物武術の心意六合拳と宋氏形意拳では、腰を使いません。体幹は尻まで含めて一体となって動きます。
*宋氏形意拳の熊の基本功1号はそのことを教えてくれます。体幹は一つです。
*でも、手の動きが大きいので、手が勝手に動いてしまいます。手癖が悪い人です。腰が動いてしまいます。腰を動かしてはいけません。
*では、居竜庵、お元気で、またあう日まで !