動物武術の虎鷹拳院日誌

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失った体幹を取り戻す

*世間一般でいうところの体幹力がどういうものか? 全く無知なアホのフジマツです。スポーツ科学も知りません。

*そこで、心意六合拳と宋氏形意拳から、手前味噌な体幹力を造ってみました。

*それには、体幹の概念を広げてしまいます。

*ヒトの直立二足歩行では、前肢=腕は体幹から切り離されてしまいました。そこで、腕は勝手な行動を開始します。

*腕は様々な作業を始めて、様々な道具を作り出しました。これは、サルの時代から始まりますが、ヒトの直立二足歩行により大発展します。それを文化文明と称します。

*これを四足歩行的思考に戻します。すると、腕は体幹に従います。勝手な行動は許されません。

*動物武術においては、腕は体幹の支配下に戻されます。

*拳も掌も、様々な技も、体幹が支配します。

*ヒトの腕の行動は、肩から始まりますが、これを体幹から始まるように改造します。

*具体的には、脇腹の前鋸筋から腕を生やします。拳も掌も前鋸筋から始まります。

*これが心意六合拳と形意拳でいうところの「龍身」です。

*龍は、古代ワニの化石から想像されたという説があります。確かに龍の頭部と顔はワニにそっくりです。胴体は伸ばされていますがワニに似ています。

*ワニは爬虫類です。爬虫類は脇腹から前肢=腕を生やします。ここから、龍身が生まれました。

*心意六合拳と宋氏形意拳では、肩の力を徹底的に抜きます。腕は脇腹から生やします。すると、体幹と腕は直結します。腕力と体幹力の合体です。

*腕は体幹そのものとなります。

*もう一つは尻です。尻を体幹の基底部とします。尻は体幹の大切な部分です。

*ところが、世間一般の人たちは、尻を不当に差別しています。だから、尻は忘れ去られてしまいます。

*おならをした時だけ思い出します。あるいはウンコをした時だけ思い出します。可哀想な尻です。

*この尻を体幹に戻してやります。それがいわゆる「提肛」です。尻を体幹に収めます。

*そのためには、下腹部を腹横筋で持ち上げてやります。すると、尻が収まります。

*しかし、弓歩になると出っ尻になる武術者が圧倒的に多い。

*これは腰を使ってしまうからです。腰を捻ってしまいます。すると、体幹は分裂してしまいます。

*したがって、腰の勝手な行動を許してはいけません。腰を体幹の一部に戻します。

*こうして、腕は、尻は、腰は、体幹の一部となり体幹の支配下に入ります。これが体幹の統一ということです。

*さらに体幹は、身体の中心へ向かって絞られます。

*それが、心意六合拳と形意拳でいうところの「龍腰」です。

*腕・腰・尻を含む体幹は、鼠蹊部へ向かって絞られます。この絞りは鼠蹊部で左右クロスして、内転筋へ達します。これが、龍腰の内実です。

*それが例えば、太極拳のロウシツヨウホです。

*この龍身と龍腰の基本功が、宋氏形意拳の龍形基本功と熊の基本功1号・2号となります。

*その龍身・龍腰の筋肉を造るのが、心意六合拳の鉄牛耕地です。鉄牛耕地は腕立て伏せではありませんから、肩を使わないようにします。

*そのために、前腕と腹だけで身体を支えます。すると、それだけでは実際には無理なので、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋、広背筋、などが助けてくれます。結果的に体幹の筋肉が働きます。

*気とか、内家拳とか、太極図とか、戯れ言を捨てた時、体幹が見えてきます。戯れ言に騙されてはいけません。失った自分の体幹を取り戻します。
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by tiger-hawk | 2017-06-01 08:13 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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