動物武術の虎鷹拳院日誌

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前足が着地した瞬間

*ある日、オバチャンBに質問されました。どうしてセンセーの足指は盛り上がっていないの? 有名な達人先生の足指は盛り上がっているわよ。

*さらに話しを聴くと、その達人先生の足指は地面をつかんでいるらしいです。だから、足指が盛り上がるのです。

*アホのフジマツは世の中の達人に興味が全くありません。オバチャンBは、武術とか格闘技には興味が全く無いのですが、達人には興味があるようです。シ◯テ◯の女達人の話しもします。きれいなオネーサンには興味がありますが、女達人なんかには興味の無いフジマツです。第一、怖いですよおー もちろん、怖い人ではないことは承知していますけど。

*私は武術をはじめてしばらくしたら、自分には武術や格闘技の才能とか素質とか、完全に欠落している事実を知りました。それ以来、達人なんかには成れないと悟りました。

*中国各地をふらふらしたのは、何か面白いことないかなあ、と想っただけです。だから、達人に成りたいという、武術に興味のある人たちの願望については、全く理解できませんでした。宇宙人と話しているみたいです。

*だから、現実世界の達人にも興味は全くありません。達人? なにそれ、おいしいの? なんて具合です。ウフフ

*しかし、足指が地面をつかむと、身体は浮き上がってしまいます。だから、足指はなんにもしてはいけません。

*現代日本人の足指は死んでいると主張しているではないのか? そのくせ、足指はなんにもしなくていいのか?

*ハイ、なんにもしなくていいんです。ただ、体重が載ればそれだけでいいんです。その時に足指がなにかすると、足首が硬直してしまいます。すると、下腿三頭筋が過緊張してしまいます。

*この下腿三頭筋もなんにもしなくていいんです。足指や足首だけでは体重を支えられません。そこで、仕方無く下腿三頭筋に負荷がかかります。でも下腿三頭筋は"積極的に"参加してくれたわけではありません。本当に仕方無く参加しただけです。

*だから下腿三頭筋は"消極的に"体重を支えます。それがいいんです。

*日本人はクソ真面目なので、筋肉の話しをすると、そこを緊張させてしまいます。だから本当は筋肉の名称なんか使用しないほうがいいのかもしれません。でも言葉は記号ですから、仕方無く筋肉名称を使います。

*指行性の姿勢勁力は姿勢が命です。その姿勢は背筋を伸ばしたり、胸を張ったりしてはいけません。普通に存在していればいいんです。だから、一生懸命にやる必要はありません。がんばる必要はありません。足指が地面をつかむ必要はありません。

*でも、それだけでは手がかりがなんにもありません。

*そこで、普通の歩き方と心意六合拳・鶏行歩の違いの一つについて指摘してみます。

*鶏行歩は、身体が浮いてはいけません。したがって、地面を蹴ってはいけません。すると、足首は折れ曲がります。

*その結果、ある事実が浮かび上がります。

*それは前足が地面に着地した瞬間のことです。

*前足が着地した瞬間、前足で立っています。それが普通の歩き方です。もう体重移動が終了しています。

*前足が着地した瞬間、前足で立ってはいません。まだ後ろ足が身体を支えています。それが、鶏行歩の特徴です。心意六合拳の、宋氏形意拳の、武式太極拳の、特徴です。

*心意六合拳の鶏歩は、弓歩は、宋氏形意拳の六合歩は、武式太極拳の弓歩は、前足が着地した瞬間を表現しています。

*だから、前足に体重移動していません。いまだ、後ろ足で立っています。そして、足指ー足首ー下腿三頭筋の内部運動が起きています。勁力トライアングルのことです。この内部運動が手指にまで伝わります。肩はそれを阻止しようと邪魔します。とても強力な阻害物として肩が働きます。どうしても勁力を失敗させてやろうと、肩はがんばります。腰も勁力を阻止しようとがんばります。

*武術だからがんばらねば、と脳も勁力を阻止しようとします。おっと忘れていた。膝も勁力を阻止しようとがんばります。

*なんか全身阻害物だらけです。自分の脳まで敵対しています。ナンテコッタ

*しかし、私は怠け者なので、下腿三頭筋もがんばりません。仕方なしに体重を支えます。しょうがないねえ、と支えます。本当はやりたくないのですが、眠っていたいのですが。

*鶏行歩に戻ります。そんな消極的な足の筋肉なので、前足が着地した瞬間、前足は働きません。前足もやる気がありません。

*そこで仕方無く、後ろ足裏側が身体を支え続けているのです。後ろ足もやる気がないのですが、仕方ありません。

*しかし、私が鶏行歩すると、とても滑らかに歩いてしまいます。だから、見ても解りません。するとオバチャンBに叱られます。センセーの足見てもさっぱり解らないわよ ! センセーがブタだということは解るけど。

*そこで、時々、分解動作してもらいます。前足が着地した瞬間、後ろ足で立っていることを確認してもらいます。

*人のことなんかどうでもいいんです。自分さえ良ければいいんです。だから達人先生のことなんかどうでもいいんです。自分の身体をコントロールすることが大事です。自分の身体を自分で制御することは、なかなか難しい課題です。

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by tiger-hawk | 2017-06-14 08:38 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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