動物武術の虎鷹拳院日誌

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震脚は嫌だ、から始まる

*アホなんですが、指行性の姿勢勁力を解明してしまったフジマツです。それは偶然でしたが、シロクマさんは必然だと言います。

*まあ、必然的な部分もありました。その第一歩は、震脚だけは嫌だ、という不純な動機です。震脚は八極拳でさんざんやったので、もういいや、なんて具合でした。疲れるけど、そんなに充実感が無い。勁力も期待するほどは大きくならない。武張る、みたいな感じは嫌いだし。

*宋氏形意拳を習った時、全く撃てませんでした。どうやって、撃ったらいいのか、皆目見当が付きません。でも、基本功に意味を求めました。

*特に、熊の基本功1号と2号です。デブの私がいうのもなんですが、身が引き締まります。心意六合拳と形意拳のいうところの龍腰ですから、当然ではあります。ところが、体形はドラムカンみたいになりました。どうも、前鋸筋と腹横筋の筋トレになるようです。

*見た目のいい大胸筋には全く関係ありません。小胸筋には刺激になるようです。これもドラムカンの原因です。

*第二歩は、駄目な先輩を観察することです。この人は駄目だなあ、という先輩を見て、何処が駄目なのか? を考えます。中国でも失敗する人はたくさんいます。

*もちろん自分も駄目なのですが、自分の姿は見えないものです。しかし、他人の欠点はよくわかります。すると、自分の欠点がわかります。「人の振り見て我が身を直せ」と母親に言われていました。母親を尊敬してはいませんでしたが、感謝しなけばいけませんね。アハハ

*その結果、身体が浮いてはいけない、ということがわかりました。どうして、身体が浮いてしまうのか? それは地面を蹴るからです。さらに、力を込めるからです。無意識に力を込めてしまいます。すると、身体が硬直してしまいます。拳も硬直してしまいます。

*宋氏形意拳の時も、心意六合拳の時も、武式太極拳の時も、様々な先生に会いました。そして、良い所、悪い所を学びました。

*もちろん、良いところだけ真似して、悪いところは真似しないようにしました。心意六合拳でも、武式太極拳でも、身体が浮いている先生がいました。

*宋氏形意拳では、特に力を抜きました。すると、小学生も倒せない崩拳が生まれました。それでも、この道を行くしかないと考えて練習しました。36歳から38歳の2年間は、フニャフニャ崩拳だけです。

*その後、心意六合拳の鶏行歩に出会い、指行性のジャンプしない勁力を理解しました。(指行性なんて言葉は知りませんでしたけど) 宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳に鶏行歩をプラスすると、崩拳が撃てるようになりました。

*自分は才能が無いので、宋氏形意拳の形だけでは無理でした。ところが、宋氏形意拳の基本功が心意六合拳の進歩に多大な影響を与えました。不思議な関係が生まれました。宋氏形意拳・熊の1号が無かったら、心意六合拳の熊吊膀(ゆうちょうぼう) は撃てませんでした。熊の2号が無かったら、心意六合拳の龍形裹風(りゅうけいかふう) は撃てませんでした。

*心意六合拳の鷹爪が大切だ、と直感的に思いました。そこで、徹底的に鷹爪を練習しました。寝ても覚めても鷹爪です。

*すると、鷹爪とは前腕の筋肉だと気付きました。指先と前腕の筋肉を直結させるのです。(中国武術者は筋肉という言葉を嫌います。気が大切と言います。気とは気持ちのことです。気持ち=心理学も大切ですが、身体を動かすのは気持ちだけではありません。気持ちだけでは滑ってしまいます。ただし、スポーツジム的筋トレは必要ありません。)

*気持ちから病気(腎不全と心不全) になることもあります。そんな私は、病後、動物学に出会いました。そして、指行性と蹠行性の問題を知りました。それは、心意六合拳に素朴な動物生態論があったからです。ここから出発すべきだろう、と考えました。

*心意六合拳のご先祖様は、ニワトリのゆっくりと歩いている姿を観察していたのです。そこから、鶏歩と鶏行歩が生まれました。

*私も師匠に連れられて、隣の農家のニワトリを見せられました。それは、指行性の一本足でした。

*偶然にもレールがあったようです。

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by tiger-hawk | 2017-07-12 12:05 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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