動物武術の虎鷹拳院日誌

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硬直した足首

(昨日の体育館から)

*どうして姿勢勁力を学ぶ必要があるのか?

*実は、姿勢勁力は必要ありません。そんなもの無くたって、闘えるのです。格闘技には姿勢勁力なんかありません。そんなもの必要無いのです。

*では、どうして姿勢勁力を練習するのか?

*相手が軽く感じられます。軽く押すことができます。軽く撃つことができます。しかも静かな勁力です。これはとても楽しいのです。

*この楽しさは、沈墜勁や震脚では得られません。

*姿勢勁力の根っこは、フニャフニャ足首です。それが指行性を生みます。

*Nさんに、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮を教えてみました。

*すると、ちゃんとできて、勁力も出ました。

*勁力は出たけれど、80kg のアホのフジマツは押せるけど、103kg のシロクマさんは押せません。押せないということは、撃てないということです。勁力が軽いのです。

*どうしてそんなことになったのでしょうか?

*それは、後ろ足の表側=大腿直筋も緊張しているからです。足全体が緊張しているからです。

*筋肉を全部使うと強いみたいですが、実はその反対です。筋肉を全部使うと弱くなります。筋肉は必要な分だけ、部分的に使います。

*例えば、拳を撃つ時は、前腕の筋肉だけ使います。上腕三頭筋も上腕二頭筋も使いません。すると、強靭な拳が生まれます。それが、心意六合拳の鷹爪です。掌を撃つ時も、前腕の筋肉だけ使います。武式太極拳のロウシツヨウホです。

*もちろん、体幹の前鋸筋は使います。前鋸筋と前腕の筋肉を直結させます。上腕と肩は素通りです。

*足全体が緊張してしまったら、どうすればよいのか?

*もちろん、力を抜きます。しかし、ただ力を抜くと使い物になりません。

*その時、足首が折れ曲がります。フニャフニャ足首になります。足首の力を抜いてしまいます。

*すると、太もも表側の大腿直筋の力も抜けます。

*心意六合拳の鶏歩は最初から完成形です。宋氏形意拳の六合歩は、そのままだと勁力的には未完成です。

*六合歩の場合、撃つ瞬間、そこからさらに足首が折れ曲がります。さらに、フニャフニャ足首となります。

*それが、宋氏形意拳の崩拳となります。

*大腿直筋が緊張している時、足首は硬直しています。

*ヒト(当時は類人猿) は、大腿直筋で立って、大腿直筋で直立二足歩行を始めたのです。もちろん、霊長類は蹠行性(せきこうせい) です。

*その結果、硬直した足首が生まれました。ホンダのアシモ君です。ファシストの軍隊行進も、足首が硬直しています。もちろん、現代日本人の足首も硬直しています。

*沈墜勁や震脚する時、足首が硬直していないと怪我してしまいます。

*硬直した足首は、大腿直筋も緊張させます。両者は密接な関係があります。

*ランニングやウォーキングは、大腿直筋で地面を蹴るジャンプ運度です。だから、姿勢勁力で使えるのは、心意六合拳の鶏行歩だけです。(実はもう一つあるのですが、ここには書けません。ご勘弁を。)

*鶏行歩は隠れ指行性です。鶏行歩は地面を蹴りません。前足の足首は折れ曲がり、やがて後ろ足となります。

*膝を折り曲げてはいけません。膝を壊します。あくまで足首です。するとヒラメ筋が覚醒します。

*勁力の第一歩は、フニャフニャ足首です。そのことを理解しないと、棒のような弓歩となります。それは、足首が棒だからです。それは大腿直筋も緊張させてしまいます。

*ヒトは蹠行性のため、足首は硬直してしまっているので、普通に歩く時もフニャフニャ足首を心がけます。それが隠れ指行性となります。

*これは、後ろ足の地面からの離れが遅くなります。すると、普通の人とタイミングが合いません。雑踏の中では、後ろ足を踏まれる場合があります。その時、腹を立ててはいけません。微笑みましょう。え? 気持ち悪い? あーきれいなオネーサン、帰らないでくださーい ! 

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by tiger-hawk | 2017-08-20 08:33 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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