動物武術の虎鷹拳院日誌

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折り畳まれる足首

*ちくわさんが半年間の出張ということで、みんなで心意六合拳の虎形套路を練習しました。

*最初の技が単虎抱頭です。この技には二つの技が含まれています。

*下からの肘撃ちと上からの劈みたいな叩きです。上からの叩きはパンチング・ミットで練習してみました。

*この二つの技は、下からと上からの違いがありますが、どちらも勁力トライアングルを用います。すなわち、足指と趾球ー足首内側ー下腿三頭筋の三角形です。

*しかも、それが露骨に見えます。

*一般的間違いは、踏み込んだ前足で地面を蹴ることです。あるいは、後ろ足で地面を蹴ることです。どちらも姿勢勁力を破壊してしまいます。

*地面を蹴るのではなく、勁力トライアングルを用います。それは、地面を蹴らないので、「弱いバネ」になります。

*この勁力トライアングルは、直線的に撃つ技でも使います。斜め横へ撃つ技でも用います。つまり、姿勢勁力の根本です。

*その根本が、単虎抱頭で露出します。

*普通は、前のめりになります。その原因が、前足による地面蹴り、あるいは後ろ足による地面蹴り、なのです。

*そうではなく、鶏行歩と全く同じ運動構造なのです。

*つまり、足首は折れ曲がります。特に上から叩く場合、足首は折り畳まれます。折れ畳まれる、という表現がぴったりです。

*折り畳まれる足首は弱いバネなので、強い力は要りません。強い力は邪魔になります。そのために、力を抜きます。

*強く撃とうとすると失敗します。そのために、弱く撃ちます。勢いは要りません。勢いを殺します。

*一般的には、勢いに頼ります。そのために、前のめりになります。それが姿勢勁力を殺します。

*この勁力トライアングルの微妙な感覚を身につければ、姿勢勁力はあなたのものとなります。

*そして、下からの肘撃ちも同じ構造です。一般的には、足首は伸びてしまいます。それが失敗の原因です。下からの運動に影響されて釣られてしまいます。

*下からでも、上からでも、直線でも、足首は同じように折り曲げられます。鶏歩の感覚と同じです。全部同じです。とても便利です。

*双虎抱頭も同じ構造です。虎爪も同じ構造です。そして、鶏行歩も同じ構造です。

*現代日本人の足首は硬直しています。足首をゆるめることが必要です。フニャフニャ足首です。

*地面を蹴ることの失敗は、硬直した足首からもたらされます。

*宋氏形意拳の六合歩も同様にします。フニャフニャ足首です。六合歩から、撃つ瞬間、足首はさらに折り曲げられます。

*では、ちくわさん、元気に行ってらっしゃーい。疲れていたようで、体育館で立ったまま眠ってしまったちくわさんへ

追伸

DVDの撮影はちくわさん不在のため、今年は無理かもしれません。最長、来年2月になります。たぶん、アホのフジマツ、生涯最初で最後のDVDになりますので、みんなの参加を希望します。コボクマシーン1号は、渡世上無理かもしれませんが、できたら参加してください。

年老いたニール・ヤングのDVDを見ながら・・・

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by tiger-hawk | 2017-08-27 08:26 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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