*どうしてそんなに硬くできるの? と聴いてしまったことがあります。数年前のことです。悪いことしたなあ、と反省しています。素朴な疑問でしたけど。
*ガチガチでしか動けない人がいます。これは日本人特有なのではないか? とにかく真面目なのが日本人です。
*それでフニャフニャ体操をすすめたり、禅密功をすすめたりするのですが・・・やりません。なんでだろ~~
*私は不真面目ですし、いい加減でずぼらです。それも問題ですが、姿勢勁力ではそれが幸いしました。
*宋氏形意拳では、フニャフニャ五行拳を二年以上続けました。小学生も倒せないフニャフニャ五行拳です。
*それが役に立ったのは、後の話です。
*というわけで、どうも人にすすめられません。とにかく、役に立ちませんから。
*フニャフニャ五行拳が生きて来たのは、心意六合拳の鶏行歩からです。それからは、フニャフニャなのに強い五行拳ができました。
*しかし、私の鶏行歩もフニャフニャ五行拳の影響を受けました。
*というわけで、私の鶏行歩は硬く見えて、実はフニャフニャなんです。それを見破る人もいます。わからない人もいます。
*上海にいた頃、心意六合拳を露骨にフニャフニャでやったところ、師匠に罵倒されました。おまえのは武術ではない ! 踊りだ !
*それは踊りの先生に失礼だと思いますが・・・とにかく確信犯なので平気です。この先にしか、勁力は無いと確信していました。
*心意六合拳では表面的には硬くしています。それでもバレますけど。
*宋氏形意拳では、表面も内面もフニャフニャです。
*もちろん、宋氏形意拳でとても硬い先生もいます。硬くして、その上、震える拳です。ナンダカナー 震えるために震えている。無意味ではないのか? 本当はゆるむから、結果的に震えるのです。
*心意六合拳は勇猛果敢、というイメージがあります。そのために、硬い日本人がさらに硬くなります。ナンダカナー
*硬い人は、撃たれ弱いです。簡単に砕けます。姿勢勁力もできません。
*身体をゆるめます。そこから、姿勢を構築します。姿勢勁力を造ります。
*私の鶏行歩を見て、前のめりではないのか? と疑問の人も多いかと思います。そんなことも言われました。
*私の前足にはストッパーがあります。だから、前のめりにはなりません。残念ですが、これは目に見えません。
*前足のストッパーの起原は、たぶんフニャフニャ五行拳です。
*これを造るには、大きい鶏歩で止まる鶏行歩、を練習するとよいでしょう。静かに止まった瞬間に撃てるようにします。
*フニャフニャ五行拳なんて言葉、河北系形意拳の人たちには許せないかもしれません。そんな人は、もうこのblog 見ないようにしてください。
*でも、肩の力を抜くのはたいへんなので、24時間注意してください。寝る姿勢も大事です。
*フニャフニャにして、それから宋氏形意拳・熊の1号で勁力の骨を造ります。
追伸
最近、足が重くなりました。太くはなっていないのですが、腓腹筋の中身が詰まってきたみたいです。高速鶏行歩が自然に出ます。もちろん、誰にも見せません。ウフフ
追伸2
衆議院解散選挙があるらしい。また体育館が使えない。迷惑な話しです。カリアゲ君が助けてくれるうちに選挙したいようだ。カリアゲ君に頭が上がらないねえ。