*いつのまにか太極拳風発勁ができるようになっていた。その原因を考えてみる。
*直接の原因は、心意六合拳のゆっくり単把、と、宋氏形意拳のゆっくり崩拳、です。どちらもゆっくり入ります。
*崩拳は、最初に熊の2号を掛けます。それから、熊の1号で撃ちます。熊の1号と2号が合体しています。
*心意六合拳のゆっくり単把は、熊の1号で撃ちます。そして単把は、順歩と逆歩が合体しています。単把の場合は、熊の2号が見えません。1号の中に隠れています。
*熊の1号と2号で、体幹の勁力を造ります。
*それは、前鋸筋の覚醒から始まります。そして、前鋸筋から鼠蹊部へ向かって切り込まれます。それが鼠蹊部でクロスして内転筋に達します。
*その技が、心意六合拳の龍形と宋氏形意拳の龍形です。心意六合拳と形意拳の称する、龍身と龍腰です。基本功としては、宋氏形意拳の龍形基本功です。
*この体幹勁力を、武式太極拳のロウシツヨウホで確認します。
*こうなると、太極拳の流派の違いに本質的なものはありません。些細な違いとなります。すると、流派はなんでもいいんです。
*基本的条件を満たしていればいいんです。
第一の条件・・・体重が足首に降りていること(後ろ足裏側の伸張性収縮を体得していること)
第二の条件・・・体幹勁力ができていること(龍身と龍腰)
第三の条件・・・前腕の筋肉と指先が結合していること(鷹爪)
*これらが基本的条件です。
*套路(型) を捨てた流派の先生の気持ちが、少しわかりました。しかし、套路を捨てた先生は天才です。フジマツはただの鈍才です。フジマツの頭も馬鹿です。雲泥の差があります。
*また、過程を無視できません。勁力の獲得の過程です。過程=姿勢勁力という構造です。
*そして、 パンチやキックでは闘えません。心意六合拳にも宋氏形意拳にも武式太極拳にも、パンチやキックがありません。だから、パンチやキックは使用不可です。
*体幹勁力を生かした闘いしかできません。そのためには、前腕打撃となります。拳も掌も前肢=前腕打撃です。蹴りは後肢=後ろ足足首の蹴りです。足首は関節なので、ヒラメ筋蹴りとなります。
*というわけで、フジマツは死んでも鈍才です。心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳から離れられません。技も套路もとても便利なので捨てられません。
*伝統文化とか伝統武術とかには、あまり興味がありません。便利なのでやるだけです。
追伸
シロクマさんにもらった紅茶、香りも味もとても良かった。カラダが浄化される感じ。でも、本人には、カルディよりも良かった、と言っておきました。あんまり褒めると、また路地から部屋を覗かれる危険性があります。
翼を休めにきませんか、という素敵な歌があります。初代ネーネーズの最後のアルバムに入っています。うないぐみの公演の時、誰かがリクエストしたら、「あたしが入ってないから」と古謝美佐子さんが断っていました。メンドー臭いなあ。むしろ古謝さんは要らないのだけど。
心意六合拳の鶏歩を、宋氏形意拳の熊の1号でやっているのだけれど・・・あれ? 宋氏形意拳の六合歩も熊の1号でやればいいんじゃネ? と気付きました。もっと早く気付けよ、ボケ ! どうもすいません。逃げろ~~