(昨日の体育館から)
*肩をやわらかくするために、腕回しをやってもらいました。やってもらいながら、前鋸筋伸ばしでもあることに気付きました。なかなか便利ではありませんか。
*でも、Hおじさん、かなりテキトーで間違っていました。先週教えたのだけれど、一回で覚えられないようです。ナンデダロウ? 不思議だなあ。
*相手を押す時に、みんな、フワッと浮いてしまいます。無意識に地面を蹴っています。
*そこで、体重移動を阻止するために、また田植発勁やりました。
*私が後ろ足の足首の角度を調整して、動かないように押さえます。その状態で、相手を押してもらいます。
*するとかなり上手くいきました。勁力出ました。しかし、私の手助けが要らないようにしてほしいです。自分一人でウンコできるようになってください。
*心意六合拳の鶏歩が浮いてしまう原因は、欲が出るからです。
*相手を強く押してやろう、と思うと、地面を蹴って体重移動してしまいます。すると、身体は浮いてしまいます。
*身体が浮くと、勁力として利用できる体重が減ってしまいます。大幅に減ってしまいます。勁力は無くなります。
*足首は高く挙がり、ヒラメ筋も腓腹筋も空っぽになります。
*といつも言っているのですが、学習機能が壊れているようです。無意識な行為に負けてしまいます。本能に負けてしまいます。
*形意拳の警句に、「無人の荒野を行くが如く」とあります。心意六合拳も同様です。
*相手を意識することなく、自分本位で撃ちます。
*無意識を捨てて、本能を克服します。
*無心になれ、とは本能の無意識を捨てることです。
*自分勝手に撃てばいいんです。相手の存在を無視します。
*欲は捨ててほしいところです。
*心意六合拳の鶏歩では、宋氏形意拳の六合歩では、力を抜いて造ります。フニャフニャになります。すると、体重は足首に降りてきます。
*それだけでいいんです。付け加える動作は要りません。もう勁力は完成しているのです。
*それをわざわざ付け加えて、勁力を破壊してしまいます。自殺行為です。
*どうして一人練習が可能なのでしょうか?
*それは動作発勁が要らないからです。姿勢を造ると、もう完成なのです。姿勢勁力ですから、当然のことです。
*どうして相手がいると失敗するのでしょうか?
*それは自分の無意識に負けるからです。本能に負けるからです。
*こけながら歩く直立二足歩行の呪いに負けてしまいます。
*そのために、ニワトリの指行性一本足に学んだのが心意六合拳のご先祖さまです。そのための鶏歩と鶏行歩です。
*無意識を撃ちます。
追伸
体重移動しないこと、肩に力を入れないこと、この二つだけで姿勢勁力は出ます。でも、どちらも難しいみたいです。体重移動は習慣性のようです。肩の力は、抜くのが怖いみたいです。変わるのが怖いみたいです。変わるほうが楽しいのになあ・・・
追伸2
納豆にめかぶを混ぜてみた。ヌルヌルの二乗だ。なかなかいける。これからはこれを主食にしよう。しかし、こんなこと人に話せない。ヘンタイと思われてしまう。え? もう認定されている? それなら安心だな。やっぱり逃げろ~~