*最近、作った姿勢勁力の基本功です。
1、「下腿三頭筋を伸ばす」
*座り圧腿から作りました。片足を伸ばします。足首を両手でつかみます。そのまま足首を強く折り曲げます。痛くなるまで折り曲げます。すると、下腿三頭筋が伸びます。練習仲間にやってもらってもいいです。容赦なくやってください。
*これが、宋氏形意拳、心意六合拳、武式太極拳の姿勢勁力の根本を作ります。足首が折れ曲がると、下腿三頭筋が伸張性収縮します。
*腰を使ってしまう人は注意してください。腰を使ってはいけません。腰痛になります。必ず、足首を使います。普通の座り圧腿でも、腰を使ってはいけません。腰でパンチを撃つ習慣の人は、特に注意してください。パンチは折れ曲がる足首で撃ちます。
2、「足首が内側へ折れ曲がる」、別名「馬歩にも使い道があった」
*スピードスケートの基本練習からパクりました。パクるの得意です。
*馬歩のような歩型から、片足ずつ内側へ足首が折れ曲がります。すると、親指側エッジが現れます。ここが肝心です。
*膝も内側へ入ります。膝に負担はありません。但し、前のめりになる人の場合、膝に体重がかかります。すると、膝を痛めます。
*上体を倒しても構いません。しかし、前のめりになってはいけません。鼠蹊部を深く折り曲げます。ここが肝心です。膝を使ってはいけません。あくまで足首を使います。
*この練習の目的は、親指側エッジを明らかにすることです。足首が折れ曲がると、親指側エッジが現れます。がに股の人は、小指側エッジを使う結果となります。
*これを心意六合拳の弓歩と鶏歩、宋氏形意拳の六合歩に応用します。武式太極拳の弓歩も同様です。すると、簡単に勁力が発生します。勁力は親指側エッジから発生します。
*1と2の基本功に共通する注意点・・・腰を使ってはいけません。膝を使ってはいけません。あくまで足首を使います。
*これで楽しい姿勢勁力ライフを送れます。