動物武術の虎鷹拳院日誌

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2016年 03月 19日 ( 1 )

牛の字形の体幹を造る

*「腕立て伏せなら得意だ」・・・その見学者さんは、ドヤ顔で腕立て伏せを見せていました。肩と大胸筋を使って。

*馬鹿にしているのが見え見えなので、私は何も教えませんでした。

*その前も、宋氏形意拳の龍形基本功を見て、脇腹と尻のズレている動作を得意顔でやっていました。

*あのう、その動作、間違っていますけど・・・言うの止めました。まあ、注意しても聞く耳持たず、の状態でしたので。武術者には、無駄にプライドが高くて、つまらない人間がたくさんいます。それで、自分の可能性を殺しています。

*龍形基本功では、体幹と尻の動きは一致させます。というより、動物武術では尻は体幹に含みます。これは、心意六合拳でも同様です。無知な中国人先生もいますけど。

*鉄牛耕地では、肩と大胸筋を使ってはいけません。

*では、その代わりに何を使うのか?

*それは前腕の筋肉と、腹横筋・腹直筋、それに僧帽筋です。

*もう一つ、決定的に大切な筋肉があります。

*それが、前鋸筋です。前鋸筋が体幹を造ります。

*最初は、小胸筋が刺激されて大きくなるので、前鋸筋のことは知りませんでした。しかし、「それは前鋸筋だよ」と柔道整復師の先生に指摘されました。小胸筋の下にあります。

*自分の前鋸筋、触ると膨らんでいます。心意六合拳の起勢でも、鶏歩でも、しっかりと使っていました。

*整理すると、体幹の縦軸は腹直筋です。腹直筋で体幹を立てます。

*しかし、それだけでは決定的に不足しています。横軸が必要です。

*下のほうの横軸は、腹横筋です。

*上のほうの横軸は、前鋸筋です。

*一本の縦軸に、二本の横軸となります。牛の字のようです。左上に付いている/は僧帽筋です。

*前鋸筋は、通常、腕を伸ばす時に使います。そのために、ボクサー筋ともいわれます。

*しかし、動物武術の宋氏形意拳にも心意六合拳にも、パンチがありません。宋氏形意拳の五行拳もパンチではありません。どちらも、体幹で撃ちます。パンチだと考えると、失敗します。

*その勁力の体幹を、最後に決定するのが前鋸筋です。だから、心意六合拳の起勢に、前鋸筋がはっきりと現れます。宋氏形意拳の六合歩にも現れます。

*その前鋸筋も、鉄牛耕地で造ります。しかし、腕立て伏せをやっている限り、前鋸筋は造れません。一生、肩と大胸筋を使うハメになります。勁力の体幹は造れません。

*牛の字形の体幹を造りましょう。平起平落の一本足鉄牛耕地で。
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by tiger-hawk | 2016-03-19 08:03 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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