動物武術の虎鷹拳院日誌

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2016年 03月 29日 ( 1 )

ヘンテコな才能

*私は身体能力が低い。人並み以下です。反射神経も鈍い。人並み以下です。筋力も貧弱です。頭も馬鹿です。だから、格闘技の才能も武術の素質もありません。

*しかし、宋氏形意拳の隠された静かな勁力を明らかにしてしまいました。心意六合拳の姿勢の勁力を身につけてしまいました。結果的に、沈墜勁などの発勁動作は要らなくなりました。

*宋氏形意拳と心意六合拳の本質を獲得してしまいました。ですから、普通にいうところの才能はありませんが、ヘンテコな才能はあったというべきでしょう。それを認めます。もう年取ったから、正直に認めます。

*宋氏形意拳の熊の1号は、すぐにできるようになりました。心意六合拳の鶏行歩もできてしまいました。だから、人の気持ちが解りませんでした。申し訳ありません。

*しかも、先生に詳細には習ったことありません。自分で考えました。習ったところで私の拙い中国語では理解できなかったことでしょう。そして決定的なのは、中国にはそんな理論はありませんでした。私がこのblog で明らかにしたような理論は、中国にも日本にもありません。世界にもたぶんありません。

*古拳譜にも書いてありません。紙背を見抜くことが必要です。言葉の裏を知ることです。中国では誰も教えてはくれません。だから秘伝といいます。秘伝の裏には何もありません。箱を開けてみたら空っぽです。レンガが一個入っています(笑) 。

*だから、私には武術の才能が無かったけれど、ヘンテコな才能はありました。それは、本質を見抜く才能です。

*上海のモスクで演武させられた時、わざと力を抜いてやりました。その頃は勁力が無かったし、力を入れてごまかすのもイヤでした。それで、心意六合拳の師匠にボロクソに叱られました。「お前のはそれでも武術か ! 踊り以下だ ! 」と師匠は怒り心頭でした。

*でもその時は勁力無いのですから、何を言われても平気でした。無理に力を込めても、撃てないのですから。力でごまかしても無意味です。

*勁力を身につけてからは、迫力を出さないようにしました。迫力も勢いも、本質的には勁力とは無関係だと気がついていたからです。だから笑われても平気です。性格が悪い? のでしょうか?

*中国にも勁力が無いのに、勢いや腕力でごまかしている先生が少なくありません。本人も気がついていないのでしょう。でも私には一瞬で見分けられます。だからといって、直接には指摘はしません。面子を傷つけたら恨まれてしまいます。中国流にやればいいのです。「素晴らしい」と言えばいいのです。

*勁力でなくても、暴力心意六合拳でもそれなりにケンカには使えます。殴られたら痛いです。自分には必要ありませんけど。

*ちょっとでも縁のあった人には、姿勢の勁力を身につけて欲しいと希望しています。最初から否定するために来た見学者さんは、縁が無かったということですけど。

*静かな姿勢の勁力には、迫力も勢いも要りません。だから、見ても解りません。だから、私と接触しないと解りません。接触する機会があっても、最初から否定するつもりの人には何も見えません。

*これはいわゆる太極拳のリラックスとは違います。普通の太極拳は力が抜けているようですが、実は肩に力が入っています。本人も気がついていませんけど。これは直立二足歩行のヒトの宿命なのです。動物武術は動物の生態に学んだので、ヒトの習性から逃れられたのです。

*私には格闘技や武術の才能が欠落していましたが、ヘンテコな才能はありました。だから、今は噛み砕いて教えています。

*反射神経や身体能力に優れた人は、それを生かした格闘技や武術がいいです。それは持って生まれた特質です。鍛えてどうなるものでもありません。誰でも一流のプロ・スポーツ選手になれるものでもありません。

*反射神経や身体能力が人並みの人は、姿勢の勁力がおすすめです。なにしろ凡人の私でもできましたから。ただし、本質を見抜くことに注意してください。
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by tiger-hawk | 2016-03-29 00:18 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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