動物武術の虎鷹拳院日誌

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2016年 07月 10日 ( 1 )

開かない身体

(昨日の体育館から)

*参議院選挙のため、学校体育館が使えないので、平和台体育館で練習しました。平和台体育館は空調があるため、快適に過ごせました。

*真夏の開進第一中学校体育館では、椅子に座っていた見学者が倒れるという事件が過去ありました。その人はしばらくしたら回復したのですが、二度と現れることはありませんでした。悲劇です。真夏の学校体育館は、ジワジワと体力を奪います。

*虎鷹拳院の練習は、基本功をゆっくりと練習するのが主体なので、そんなに激しい運動はありません。がむしゃらに一生懸命やっても、無駄にヘタクソになります。

*心意六合拳の鶏歩にしても、宋氏形意拳の六合歩にしても、立っているだけの地味な練習です。

*すると、体重98kgのガッシリした人が入会してくれました。もう、大歓迎です。小柄な人は、大きい人を練習相手にすると、ごまかしが効きません。体重を浴びせても無意味です。これから楽しくなります。

*どうして拳に体重を乗せてはいけないのか? と質問されました。それは簡単な理由です。体重を乗せた拳というのは、前のめりになります。前のめりになると、後ろ足の踵は高く挙がります。すると、後ろ足の下腿三頭筋は空っぽになります。

*それでは、足の力を生かせません。後ろ足の裏側の筋肉は全部空っぽです。大腿二頭筋も空っぽです。半腱半膜様筋も空っぽです。内転筋も空っぽです。内側広筋も空っぽです。

*浮いている状態となります。だからといって、地面を蹴ってもいけません。地面を蹴ると、やはり浮いている状態となります。

*だから、心意六合拳の鶏歩は後ろ足の踵を高く挙げてはいけません。地面から離れても低いままです。踵は使わずに、足首が折り畳まれます。すると、下腿三頭筋を生かすことができます。

*その下腿三頭筋も地面を蹴ってはいけません。あくまで、自分の体重を支えるだけです。それ以上の筋力を使ってはいけません。それが心意六合拳の鶏行歩です。

*下腿三頭筋が地面を蹴ると、後ろ足の大腿直筋に体重移動してしまいます。これでもう浮いた状態になります。

*ウォーキングもランニングも、大腿直筋で地面を蹴って進みます。だから、浮いた状態となります。指行性ランニングになると、見た目も空中を飛んでいます。それを無理矢理に押さえ込むと競歩となります。押さえ込むのも大腿直筋です。

*ヒトは大腿直筋で直立二足歩行を獲得しました。そして、大腿直筋で地面を蹴って進みます。幼児の歩き方を観察すると、よく解ります。

*しかし、ヒトは足指の親指側で歩くことができます。だから真っ直ぐに歩けます。

*でも、がに股の人は、左右に身体が揺れます。足指の親指側で歩くことができません。

*それはチンパンジーの直立二足歩行です。がに股の人はチンパンジーと同じ歩き方になります。がに股は絶対に治してください。

*心意六合拳の弓歩も、武式太極拳の弓歩も、足の親指側で立ちます。内側へ絞ります。だから、足の裏側の筋肉が使えます。がに股だと、外側広筋が主体となります。内転筋は空っぽになります。

*小指側のエッジで地面を削る、なんて記述された24式太極拳の教科書がありました。それは、がに股弓歩になります。太極拳の円襠とは、がに股になることではありません。それは内転筋でバランスを取るということです。

*一般の太極拳が空中浮遊するのも、がに股弓歩が原因です。それは地面を蹴っているのです。大腿直筋で地面を蹴っているのです。

*後ろ足を内側へ絞ると、鼠蹊部が開くことはありません。鼠蹊部は閉じます。鼠蹊部が開くとは、身体が開くことです。身体が開くとは、身体が回転することです。(回転する熊吊膀があります。もちろん間違いです。)

*身体の回転は避けます。そのために、鼠蹊部は両側から切り込まれて閉じられます。それが心意六合拳の熊吊膀となります。熊の0号です。

*練習は、熊の0号から1号・3号と進みました。最後に龍形基本功で終わりました。

お知らせです。7月30日(土) 19時からの練習は、都知事選挙の影響で学校体育館が使えないため、平和台体育館柔道場で練習します。
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by tiger-hawk | 2016-07-10 06:52 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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