動物武術の虎鷹拳院日誌

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2016年 07月 18日 ( 1 )

肩から脇腹への転換

*宋氏形意拳の熊の基本功は、0号から3号まであります。本来は1号と2号だけです。

*3号は2号を少し簡単にしました。0号は1号を簡単にしました。どちらもフジマツが作製しました。

*この熊の基本功には、共通する原則があります。0号はそれだけを満たします。すなわち、足首の折りたたみ、と、脇腹から鼠蹊部への切り込み、そして鼠蹊部の折りたたみです。

*鼠蹊部の折りたたみと足首の折りたたみによって、足指と趾球で立つことができます。膝ではなく足首を折り畳むことによって、指行性となります。そして、体重は下腿三頭筋に降りてきます。

*そして、脇腹から鼠蹊部への切り込みが、形意拳と心意六合拳で称するところの"龍腰"の正体です。

*龍腰の正体は、フジマツが世界で初めて明らかにしました。いわゆる古拳譜にも記載されていません。

*脇腹から鼠蹊部への切り込みが、体幹を主導します。いいかえると、肩が体幹を主導してはいけません。脇腹が優先します。

*肩が体幹を主導すると、身体の外側のラインで動くことになります。結果、体幹は回転してしまいます。

*十字勁の八極拳ならばそれでもいいのですが、心意六合拳と形意拳では悲惨な結果となります。身体が開いてしまいます。

*しかし、救世主がいました。それが沈墜勁と震脚です。ですから、心意六合拳と形意拳でも、沈墜勁と震脚への流れができました。そんな流派が少なくありません。

*ところが、私は本来の龍腰を明らかにしてしまいました。だから、沈墜勁と震脚に流れる必要はありません。静かな姿勢の勁力に戻ることができました。

*この、脇腹から鼠蹊部への切り込みを教えると、それは身体のやわらかい人しかできないのでは? とおかしなことを言い出す人がいます。

*私は新体操を教えているわけではありません。私にはできません。そして、私の身体も硬くなっています。

*ここで要求されているのは、身体のやわらかさではありません。

*要求されているのは、頭のやわらかさなのです。いいかえると、意識だけで解決できます。

*必要なことは、従来の生活習慣を変えることです。既成の概念を捨てることです。やわらか頭になることです。

*"秘伝思想"を捨てること、伝統思想を捨てること、などもやわらか頭に繋がります。

*脇腹から鼠蹊部へのラインは、内転筋へ繋がります。内転筋で立つことは、足の親指側で立つことに繋がります。
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by tiger-hawk | 2016-07-18 05:33 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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