動物武術の虎鷹拳院日誌

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2016年 09月 12日 ( 1 )

インチキ極意=前進しない勁力

*心意六合拳と宋氏形意拳は、決して前進することはありません。移動しても前進していません。

*前進しない勁力、それが動物武術の姿勢勁力です。前進しないので、姿勢で撃つことが可能となります。

*心意六合拳の鶏歩は前進しません。心意六合拳の弓歩は前進しません。宋氏形意拳の六合歩は前進しません。

*いわゆる跟歩は、前進しないで姿勢を保つために存在します。それだけのために存在します。だから、後ろ足を引き付けるだけのことなのです。

*典型的なのが、心意六合拳の鶏行歩です。鶏行歩は心意六合拳の歩き方です。前進しない歩き方です。

*ですから鶏行歩は、左右の足が、鶏歩の足が交替するだけのことです。ですから、結果として移動します。

*ですから、鶏行歩は地面を蹴りません。ランニングともウォーキングとも、決定的に異なります。

*鶏行歩はその名の通り、ニワトリの歩き方から生まれました。ニワトリの長い一本足時間から生まれました。ニワトリは一本足になり、しばらくそのままです。それから、おもむろに足を降ろします。そしてすぐに、一本足になります。

*それだけではありません。ニワトリとヒトは決定的に違います。ニワトリは鳥類なので、ネコ科・イヌ科などと同じ指行性となります。

*指行性とは、趾球と足指で立ち歩きます。しかし、ヒトは蹠行性(せきこうせい) です。蹠行性は、踵を用いて立ち歩きます。

*指行性の動物の踵に相当する関節は、高いところにあり、地面に着けることは不可能です。それが、鳥類やネコ科・イヌ科の特徴です。

*しかし、ニワトリを含む鳥類は二足歩行です。その祖先の恐竜も指行性で二足歩行です。(四足歩行の恐竜は、二足歩行の恐竜から派生しました。) 

*二足歩行のヒトは、ニワトリの一本足時間と指行性に学びました。そこから、心意六合拳は発生しました。大きなネコの虎にも学びました。だから、指行性の虎と鷹が心意六合拳を代表する動物形拳となりました。

*心意六合拳の歩型の鶏歩は、実に奇妙な形です。鶏歩の後ろ足の踵は地面から離れています。

*蹠行性のヒトとしては、とてもバランスが悪い。ある日、動物の骨の写真集を見ていたら、鶏歩が指行性ということに気付きました。

*心意六合拳の弓歩と宋氏形意拳の六合歩は、後ろ足の踵に体重がありません。それらも指行性の変形です。

*でも、鶏歩の前足の踵は地面に触れています。ヒトは完全な指行性には成れないのです。それが蹠行性の骨格の限界です。だから、半指行性ということです。

*ところが、10万年前アフリカを出たヒトは日本列島に辿り着き、とうとう足指を使わなく成りました。足指を使わないで歩くのが現代日本人です。

*だから、現代日本人の足指は浮いています。完全な蹠行性に進化したのです。そして、足指は退化しつつあります。

*足指を使わない日本人の立ち方・歩き方は、ホンダのアシモ君を生み出しました。だから、アシモ君はへっぴり腰で足裏が全部踵に成ってしまいました。

*さて、どのような歩き方にせよ、左右の足は交替します。すると、一本足時間は生じます。

*しかし、短い一本足時間は指行性に成れません。足指を使うことはありません。

*そこで、ニワトリに学んだ動物武術者は、長い一本足時間を造りました。それが鶏行歩と成りました。

*しかし、蹠行性のヒトとしては、たいへんバランスが悪くなります。それに耐えきれなく成った者は、沈墜勁や震脚に落ちて行きました。

*あくまで、一本足時間と指行性に踏みとどまった者は、動物武術者と成りました。結果としてそれは、静かな姿勢勁力と成りました。

<インチキ道場の練習予定>・・・予約なしで遊びにおいでませ~~
9月12日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
9月14日(水) 19時~開進第一中学校体育館
9月15日(木) 13時~平和台体育館
9月17日(土) 19時~開進第一中学校体育館
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by tiger-hawk | 2016-09-12 06:25 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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