動物武術の虎鷹拳院日誌

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2016年 11月 07日 ( 1 )

立っている理由

*こんにちわ、消滅まで0,5秒の虎鷹拳院とフジマツです。

*動物武術の指行性勁力は、下腿三頭筋の伸張性収縮から始まります。それは、大腿二頭筋、半腱半膜様筋、内転筋、内側広筋などの伸張性収縮へと進みます。

*大腿直筋と外側広筋は補助的役割となります。ここで、主と副の役割が逆転します。馬歩などの蹠行性(せきこうせい) 勁力は大腿直筋と外側広筋が主となります。

*この下腿三頭筋の伸張性収縮は、回族心意六合拳の陳先生が教えてくれました。もっとも陳先生は、後ろ足の踵を上げて降ろしただけです。そして、「この勁で撃つ」と単把を撃ちました。

*それだけで私は理解できました。それ以前から、足の裏側の筋肉になんとなく気付いていたからです。心意六合拳の師匠の鷹抓把(ようそうば) や鶏撲食(けいぼくしょく) の技で、裏側の筋肉が見えていました。

*それと、少林拳の圧腿が役に立ちました。若い頃、当時高校生の故佐藤聖二さんが少林拳を教えてくれました。その時、圧腿も教わりました。

*やがて少林拳は止めてしまいましたが、圧腿だけは続けていました。そのために、私の足の裏側の筋肉は縮んでいませんでした。そのために、滑らかに下腿三頭筋が動きました。

*佐藤聖二さんは、その後北京に留学して、太気拳と意拳の橋渡しをして歴史に名を残しました。

*私は太気拳にも意拳にも興味は湧きませんでした。それが私には幸いしました。姿勢勁力が私には合っていました。

*実際の心意六合拳と宋氏形意拳では、後ろ足の踵を上げて降ろすことはしません。全て、中で動いてしまうからです。

*しかし、それでは外からは見えません。そこで、陳先生はわざと見せてくれたのです。とてもイジワルな感じの陳先生です。私にウソ単把を教えてくれました。私はまんまと騙されました。でもそれも、わざと騙したのかもしれません。こんなこともあるよ、と示してくれたのかもしれません。

*なにしろ、心意六合拳の師匠が身近にいます。ウソ単把はすぐにバレます。その日の晩にバレましたから。結局、陳先生とは一回会っただけでした。もう一度会ったとしても、また嫌味を言われるでしょうけど。アハハ

*というわけで、みなさんにも圧腿をおすすめします。足の裏側の筋肉を伸ばしてみましょう。それで指行性勁力ができるわけではありませんが、下地はできます。

*そういえば、回族の武術少年は査拳を学習します。査拳は少林拳ではありませんが、近いものがあります。心意六合拳は15際位から始めます。人間の関節が完成するのは、15歳半だそうです。それまでは査拳で基礎を造ります。

*心意六合拳の鶏行歩も、下腿三頭筋の伸張性収縮を利用します。そのためにも、地面を蹴ってはいけません。

*この下腿三頭筋の伸張性収縮は、日常生活に必要ありません。また、ジャンプする筋肉は大腿直筋です。だから、ランニングもウォーキングも主に大腿直筋を用います。

*なにしろ、古代の類人猿は大腿直筋で直立二足歩行を開始したのです。それがやがてヒトと成りました。

*しかし、下腿三頭筋で指行性の基盤を造ると、大地からの力をそのまま伝えることができます。

*そんなメンドー臭いことはしたくない人には、沈墜勁や震脚がおすすめです。沈墜勁や震脚も完全に墜落するわけではありません。

*ウォーキングは、ジャンプします。鶏行歩はもっと地面に近づきます。つまり、鶏行歩はジャンプした状態と地面の中間を歩きます。その状態を保ちながら歩きます。沈墜勁や震脚は、それを一瞬だけ表現します。鶏行歩はずうーと表現したまま歩きます。それが大きい違いです。

*鶏行歩は中間にそのままいます。だから、勁力が途切れることはありません。だから、蓄勁も発勁もありません。勁力状態が持続します。

*それが、心意六合拳の鶏歩で立っている理由です。宋氏形意拳の六合歩で立っている理由です。

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
11月7日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
11月9日(水) 19時~開進第一中学校体育館
11月10日(木) 12時30分~平和台体育館
11月12日(土) 19時~開進第一中学校体育館
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by tiger-hawk | 2016-11-07 07:04 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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