動物武術の虎鷹拳院日誌

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2016年 12月 30日 ( 1 )

過緊張の大腿直筋

*姿勢勁力の根本とは何か? それは自分の体重を足首と足指に降ろすことです。それが心意六合拳の鶏歩と鶏行歩です。

*それによって、浮いていた身体は完全に浮かなくなります。

*類人猿は大腿直筋で地面を蹴って二足歩行を始めました。それがやがてヒトとなりました。

*だから、ウォーキングもランニングも大腿直筋で地面を蹴ります。だから身体は浮きます。

*スポーツの基本はランニングです。となると、スポーツ理論と姿勢勁力は無関係です。スポーツ理論主義者の圧力に屈しなくてよかった。

*武術の基礎といわれる馬歩は、大腿直筋で二本足で立ちます。となると、姿勢勁力とは無関係です。普通の武術と姿勢勁力は無関係です。普通の武術はヒト武術です。

*ヒトは大腿直筋で地面を蹴るのですから、身体が浮いているのは自然です。浮いている身体では撃てません。だから、墜落する必要があります。それが沈墜勁や十字勁や震脚となります。

*しかし、心意六合拳はニワトリの指行性一本足に学びました。ヒトとしての立ち方・歩き方を根底から変えてしまったのです。もはやヒト武術ではありません。

*その結果、浮かない身体を手に入れました。浮かないのだから、沈む必要がありません。だから、動的勁力の沈墜勁や十字勁や震脚などは不要となりました。だから姿勢勁力は静かな勁力です。

*しかし、現代日本人は完全な蹠行性になりました。それは大腿直筋の過緊張となります。ホンダのアシモ君です。あれが日本人の姿です。特に日本のオジサンの姿です。

*となると、大腿直筋をゆるめる必要があります。そのままでは鶏行歩はできません。

*宋氏形意拳の六合歩や心意六合拳の鶏歩が辛いのは、大腿直筋の過緊張が原因です。大腿直筋の過緊張をさらに増大させて立とうとするからです。

*大腿直筋をゆるめて、下腿三頭筋を覚醒させる方向が要求されます。大腿直筋の働きが弱まり、下腿三頭筋の働きが増大します。しかし、生まれてからそんな経験はありません。

*これには日常歩行の変革が必要です。下腿三頭筋の一本足歩行に変えてしまいます。下腿三頭筋の一本足で立ちます。それが左右交替するだけです。

*そのための足指ウォーキングです。足首が硬直していては、足指で立てません。そのために、足首は折り畳まれます。

*これが姿勢勁力の根本です。体幹の問題はまた別となります。
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by tiger-hawk | 2016-12-30 07:52 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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