動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 01月 10日 ( 1 )

呼吸と体幹の締まり

*肩に力が入っていると、それだけで身体が浮いてしまいます。すると勁力が出ません。

*私は宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳で、肩の力を抜きました。宋氏形意拳を始めたのが36歳で、心意六合拳を始めたのが38歳です。すると、肩の力を抜くために2年間かかった、とも言えるかもしれません。あるいは38年間か? 36歳までは無自覚でした。

*これが武術の才能の無さ、ということです。故佐藤聖二さんは、高校生の頃一晩で肩の力が抜けたそうです。これが才能のある人というわけです。

*そして、宋氏形意拳でも心意六合拳でも、肩の力が抜けていない先生が中国にも珍しくありません。それが現実です。それでも技の形はできます。形だけですけど。

*となると、無理矢理撃つ結果となります。体格が良くて腕力があれば、それでも非力な人相手だったらなんとかなります。それが武術の術といえるかどうか、という問題がありますが。

*虎鷹拳院にも肩がガチガチな人がいます。すると、身体が浮いている状態と浮いていない状態の区別が付きません。

*そんな人はどう指導したらいいのか? 試しにオバチャンBに質問してみました。すると・・・「そういう人はカラダがガチガチに固まっているのでロボット化しているのよ」・・・「もう無理よ」・・・と残酷なことを言ってました。女性は・・・残酷ですねえ~~

*そんなオバチャンBも、心意六合拳・鶏行歩では「浮きっぱ」でした。まあ、自覚症状があるのが救いです。肩の力を抜いただけでは、身体の浮きは解決しないということでした。鶏歩と六合歩の練習が必要です。

*心意六合拳をやりたい人は宋氏形意拳には興味が無いので、フニャフニャ崩拳作戦は通用しません。まあ、根気よく教えるしかありません。

*もちろん、脱力=勁力ではありません。肩の力を抜くのは、準備段階です。そこに、鷹爪、龍身、龍腰、鼠蹊部を折り曲げる、鶏歩で足首が折れ曲がる、などを積み上げていきます。

*最近、ますます腹が出て来たので、ヨガの呼吸法の真似事をしてみました。腹を凹ます呼吸です。でも、そこはヘタレ動物武術者です。

*心意六合拳の雷声呼吸法(腹横筋呼吸法) に腹を凹ます呼吸法を混ぜてみました。

*久しぶりに会ったオバチャンAに「痩せた? 」と言われました。あんなに餅をたくさん食べたのに?

*いえいえ、体重は減っていません。ダイエットはあきらめました。アハハ ただ、腹が締まってきました。すると、体幹も締まってきました。というだけのことです。

*オバチャンBは、息を吐くと腹が膨れるそうです。どうやら、逆腹式呼吸の悪い癖が付いてしまっていたようです。これはある武術の悪影響と考えられます。少なくとも虎鷹拳院では教えていません。

*雷声呼吸法では、イーの音を口を横へ開きながら発します。この横へ開く口と、左右横へ引っ張る腹横筋が相対していると考えられます。どちらも左右横へ引っ張ります。

*口をすぼめて息を吐くと、腹が膨れやすいように感じられます。というわけで、雷声の口の練習をするべきと考えます。

*ところで、腹横筋呼吸法をやると脇腹が膨れます。背中側の腰の筋肉も膨らみます。でもこれらはあくまで「副作用」です。

*脇腹を膨らますことを目的化してはいけません。背中側の腰が膨れることを目的化してはいけません。悪影響が出ます。腰痛になったり、背骨が変形したりします。

*また逆腹式呼吸でも脇腹が膨れてきます。これはヤバいです。

*実は腹横筋呼吸法でも、腹は少し凹みます。これをもうちょっと凹ませてやります。つまり、腹を凹ませながら、腹を左右横へ引っ張ります。すると、脇腹が締まってきます。結果、体幹が締まってきます。

*意識的に脇腹を膨らませるのは、よくありません。体幹の締まりがありません。
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by tiger-hawk | 2017-01-10 09:46 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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