動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

2017年 01月 18日 ( 1 )

歩けなくなってから始まる

*山西省太谷県へ行ってみたら、宋氏形意拳(宋式心意拳) の拳理は「静」だと言われた。え? 静?

*なんのことやら? さっぱり解りません。確かに田舎なので、静かですけど。新市街からかなり離れた所だし。

*震脚が無いから静かなのか? いえいえ、沈墜勁も十字勁も纏絲勁も開合もありません。なんにもありません。

*六合歩(三体式) はありました。熊の基本功1号と2号はありました。龍形基本功はありました。

*それより大問題なのは、歩けなくなったことです。歩くと浮いてしまう自分を発見しました。

*それは宋光華先生の近所に住む先輩を見たからです。先輩の宋氏形意拳は完全に浮いていました。フワフワと浮き上がっているのです。あーなっては駄目だなあ、と感じました。

*そこで自分を見ると、やっぱり浮き上がっています。あっ自分が駄目なんだ、と気付きました。

*そこで、ひたすら六合歩の定歩で五行拳を撃つことにしました。歩くと浮いてしまうのなら、歩かなければいいのです。

*でも歩かないと生きていけません。死んでしまいます。そこで、移動稽古をあきらめました。

*でもこの発想は極端です。普通の人ならこんな決断はしないでしょう。性格が極端です。だから、アスペルガーといわれるわけです。

*以前、拳杯という大会を開催していました。10年位続けていました。ある時、イジワルされて大会を妨害されました。それで、中国武術関係を全て切りました。全て切ることもないだろうに、極端です。全てがメンドー臭くなりました。もうどうでもいいや、というわけです。たくさんの友人を失いました。正しい判断だったと考えます。

*一年前あることで、古い友人から「脳が未発達だ」と批判されました。腹立ったので、関係を切りました。でも、確かに脳が未発達かもしれません。アハハ でもスッキリしました。

*さて、山西省で歩けなくなった私は、歩く稽古はあきらめました。もちろん、日本でもいつも浮き上がっていましたけど。

*2年後、上海の郊外にある警察学校へ行きました。それは原野の中にぽつんとありました。名前も顔も知らない先生に入門するためです。もちろん、その先生の心意六合拳を見たこともありません。評判も知りません。教えてくれるのなら、それだけで幸せというものです。

*ことの発端は、陶子鴻先生の本を手に入れたことです。なんだか面白そうだ、この先生に入門しようと決めました。そこで、上海の友人に陶子鴻先生を探してくれるように手紙を出しました。ところがその友人と連絡が取れなくなりました。まっいいか、と飛行機に乗り込みました。めっちゃいい加減です。

*とりあえず、上海体育学院の邱先生の自宅へプラプラと行ってみました。すると邱先生は出張で不在。奥様がいろいろ手を尽くして、友人の引っ越し先を探してくれました。(その後、陶子鴻先生は亡くなっていることを知りました。友人は八方手を尽くして陶子鴻先生のお弟子さんを探してくれました。) 

*突然、邱先生の自宅を訪ねたので奥様はびっくりしていました。腹は減ったか? と聞くので腹減ったと言ったら、牛肉うどんを作って食べさせてくれました。いやあ、おいしかったあー かなり図々しいです。アハハ その後、心意六合拳の師匠の家でも、食事代も宿泊代も授業料も払っていません。ナンデヤネン ! (「裸の大将」と自分は似ています。アハハ) 

*様々な偶然と親切な中国人によって、姿勢勁力に導かれました。その始まりは私の極端な性格です。だからアスペルガーと言われたらそうかもしれません。

*歩けなくなってから、全てのことが始まりました。だから、浮き上がっている自分を発見することから、姿勢勁力が始まります。

*私のような極端な性格は要りませんが、発想の転換が必要です。それには、浮き上がっている自分を発見することです。
[PR]
by tiger-hawk | 2017-01-18 08:58 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー