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動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 02月 12日 ( 1 )

オオカミの心と見えない動き

<お知らせ> 13日(月) は平和台体育館が休館なので、練習は休みます。すいません。

(昨日の体育館から)

*姿勢勁力は静的勁力ですから、当然、動きは見えません。そこで、下腿三頭筋を触らせてあげました。

*例えば、心意六合拳・鶏歩における後ろ足の下腿三頭筋です。武式太極拳・弓歩における後ろ足の下腿三頭筋です。それらの伸張性収縮です。

*外からは全く見えませんが、触ると動いているのが感じられます。

*でも、本当のこというと、感じられるように動いてあげました。実際には、少し動きますが、そこまで動いていません。

*上達してくると、動きはだんだんと小さくなります。それで間に合います。

*この見えない動きを、回族の陳先生は解るように見せてくれました。それで、私も触らせてあげることにしました。

*武式太極拳ワーク・ショップでも参加者に私の下腿三頭筋を触らせてあげます。え? 気持ち悪い? そっそんな・・・

*実は弓歩の場合、心意六合拳・鶏歩や宋氏形意拳・六合歩よりももっと動きません。なにしろ、下腿三頭筋の伸張性収縮ですから。弓歩は足が伸びますから、動く必要が全くありません。

*典型的なのが、心意六合拳の弓歩虎抱頭です。N君の唯一の得意技です。これなんか、弓歩ですから、後ろ足の筋肉は全く動きが見えません。

*見える場合は失敗しています。見える場合は地面を蹴っているというわけです。

*見える場合は、膝が動くのが見えます。すると失敗というわけです。

*実はこれ、習ったことありません。上海のモスクで回族のおじさんが見せてくれました。(名前は知らない。) そこで、一度見て解りました。それ以前に、鶏歩の虎抱頭を習っていたので、簡単でした。

*鶏歩の虎抱頭はとても小さい動きで、とても危険な技です。でも、とても武術には見えません。中国人でも失笑する動きです。私の元奥さん、安徽省武術チームでしたので地方へ演武へ行った時、返礼として地元の回族のおじさんたちが心意六合拳を演武したそうです。武術チームの少年・少女はその虎抱頭を見て、大笑いしたそうです。(安徽省には回族がたくさんいます。陶子鴻先生も安徽省出身です。) 

*私はひねくれ者なので、さらに迫力を取り去りました。むしろ迫力があると失敗しやすいのです。弓歩の虎抱頭もなんにもしない感じで撃ちます。撃つという感じもありません。ただ、前方へ動くだけです。(もっとも回族のおじさんはかなり力入れてました。あんな力は要りません。実は、迫力は相手を威嚇するためにあります。迫力と勁力は無関係なんです。) 

*もちろん、身体が浮いていると、どんなことをしても失敗します。鶏歩の練習で、体重を足首と足指まで降ろします。上半身が緊張していると失敗します。

*力を抜いているように見えても、上半身が緊張しているものです。そんな先生もいます。

*この、浮いている身体と浮いていない身体は、なかなか見分けられません。一度見えると、後は簡単に見分けられます。浮いている先生に習うと、上達は難しくなります。みなさんは、浮いていない先生を見つけて習ってください。

*オオカミの心です。瞬間の動物です。なんにも考えないと見えてきます。
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by tiger-hawk | 2017-02-12 07:39 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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