動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 02月 13日 ( 1 )

鼠蹊部と太極拳

*どうして日本武術太極拳連盟の太極拳は、膝を破壊するのでしょうか??

*それはとても簡単な理由です。膝に体重がかかるからです。

*どうして膝に体重がかかるのでしょうか?

*それは鼠蹊部が伸びてしまうからです。

*鼠蹊部が伸びてしまう問題は、原理的には尻尾の無いサルの問題です。

*四足歩行であれば、鼠蹊部が伸びることはありません。試しに四つん這いになってみれば解ります。鼠蹊部は切り込まれたままです。

*四足歩行から立ち上がったために、鼠蹊部は伸びてしまいました。(立つ前の赤ちゃんは鼠蹊部が伸びていません。観察してみると解ります。でも、無闇に見ると警察に通報されますので注意してくださいね。ウフフ) 

*しかし、直立しただけでは膝に体重はかかりません。

*そのままの姿勢で低い姿勢になり、膝を出しました。そこで、日本武術太極拳連盟の太極拳は牙をむき出したのです。結果、膝を破壊します。

*さらに点数を競う競技になったために、美観的に膝が前へ突っ込みます。これで決定的に膝を破壊するのです。すなわち、構造的問題なので解決はできません。

*膝を保護するためには、唯一、太極拳を止めることしかできません。

*しかし、鼠蹊部を切り込み、さらに尻を収めれば解決できます。それが、武式太極拳の姿勢です。それが姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳の姿勢です。

*鼠蹊部の切り込みに関しては、日本の相撲がとても合理的です。相撲の蹲踞の姿勢です。蹲踞では、鼠蹊部がきれいに切り込まれています。そのまませり上がれば、鼠蹊部は切り込まれたままです。横綱の土俵入りに表現されています。

*ただし、人間の膝は体重150kgが限界だそうです。だから、体重150kg以上になると、膝はたいへん危険な状態になります。これが巨漢力士が膝の故障を抱える原因です。

*心意六合拳の鶏歩でも、膝を痛める人がいます。それも、鼠蹊部が切り込まれていないことが原因です。

*鼠蹊部の切り込みを要求すると、尻を出す人がいます。結果、へっぴり腰になります。これは腰を痛めます。腰に体重がかかります。

*腹横筋で下腹部を持ち上げてやります。すると、尻が収まります。これを提肛と称します。

*姿勢勁力としての問題は、他にもあります。

*普通の太極拳の弓歩は、大腿直筋と外側広筋で造られます。それは蹠行性(せきこうせい) だからです。蹠行性では姿勢勁力が発生しません。そのために沈墜勁や震脚などの動的勁力が必要となります。それらも膝への負担を増大させます。

*隠れ指行性の弓歩は、下腿三頭筋と大腿二頭筋で造られます。足の裏側の筋肉です。さらに内側の内転筋が加わります。これが武式太極拳(喬式太極拳) となります。

*虎鷹拳院としては太極拳は主要なテーマではありません。以前はあまり関心がありませんでした。関わってもいいことありません。しかし、かなり問題が大きいので、なんとか少しでも解決したいと考えます。

*なお、「気で打つ太極拳」もありますが、それは論外です。気で打つ太極拳は、まさに亡霊の太極拳です。人々の「気=生命力とオカネ」を吸い取って生きる死霊です。
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by tiger-hawk | 2017-02-13 08:08

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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