動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

2017年 03月 02日 ( 1 )

踏ん張らない足

(昨日の体育館から)

*拳は背中から支えて撃つ、掌は背中から支えて撃つ、蹴りは背中から支えて蹴る・・・この背中は、宋氏形意拳の熊の基本功1号で造ります。

*私が以前、虎背、と称していたものです。つまり、心意六合拳の虎撲・単把と同じです。すると、広背筋が厚くなります。

*でもその前に課題があります。それはガチガチおじさんには高いハードルです。

*それは、「力まない肩」の問題です。ガチガチおじさんはみんな、コンクリートで固めたような肩をしています。これをやわらかくするのは、たいへん難しい。

*そこで、胸も固めて裏も表もコンクリートを流し込みます。それを含胸拔背と称します。そんな傾向もあります。肩が硬いのは、胸が硬いからということもあります。大胸筋を緊張させてしまいます。

*そんな肩と胸はご免です。日本舞踊の師匠のような肩までは求めません。しかし、なんとかしたい。

*そこで、大胸筋の代わりに小胸筋です。肩の代わりに脇腹の前鋸筋です。それらを背中で支えます。

*そのために、ゆるんだ肩を記憶します。ゆるんだ肩は簡単です。肩を挙げて下げればOKです。それがゆるんだ肩です。それを全ての動作に適用します。

*でも、ガチガチおじさんには学習機能が壊れた人もいます。ゆるんだ肩を一瞬で忘れてしまいます。アホのフジマツとしては、もうイライラしません。もうあきらめました。それで、しつこく教えることにしました。

*歩法も一瞬で忘れてしまいます。アハハ 

*とにかく硬い。岩のような足です。そんな足は要りません。

*問題は、踏ん張ってしまうことです。踏ん張ってはいけません。力を抜いて足指で立ちます。

*地面を蹴る足は、踏ん張っている足です。するとジャンプしてしまいます。幽霊太極拳も、実はジャンプしています。本人は一生、気付くことがありません。気付かない幸せです。ウフフ

*でも、着地も踏ん張ってはいけません。踏ん張らない足で着地します。前足の着地も、後ろ足の着地も踏ん張りません。特に後ろ足の着地は、力を抜いてしまいます。結果として、静かな着地となります。だから音を立ててはいけません。

*跟歩を重視する形意拳者もいますが、私には全く理解できません。後ろ足を引き付けるのは、次の打撃に備えるためです。フットワークのためです。もしも、後ろ足がそのままだったら、弓歩になります。弓歩は連打連撃にとって都合が悪い。変化もしにくい。

*相手が倒れるまで攻撃の手を休めてはならない・・・と心意六合拳は教えます。追撃して連撃します。その際にも、左右上下と変化します。大技は要りませんが、変化します。そのためにも、後ろ足を引き付けます。

*前足も後ろ足も踏ん張りません。踏ん張らない足は、猿猴の足です。欲しいのはサルの足です。

*でもその前に、踏ん張らない足を造ります。だから蹠行性(せきこうせい) ではなく指行性です。馬歩ではなく、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩です。

*鶏歩の間違いも、踏ん張ってしまうからです。安定は要りません。不安定でいいんです。(中国の先生でも無知な人もいます。) 

*踏ん張ってしまうと、足首のバネも消えてしまいます。勁力は死んでしまいます。

*踏ん張らない足=サルの足・・・軽くて活動的な足です。しかし、浮いていません。

お知らせ・・・次回の武式太極拳ワークショップは、6月18日(日) 12時~の予定です。よろしくお願いいたします。予定は20人位です。

3月11日(土) 19時~の通常練習は、開進第一中学校体育館が使えないため、平和台体育館に変更します。ご注意ください。
[PR]
by tiger-hawk | 2017-03-02 07:49 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー