動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 04月 06日 ( 1 )

極意=変わらない鶏歩

(昨日の体育館から)

*「フジマツはすぐに姿勢勁力ができたようなこと言うけど、宋氏形意拳で徹底的に力を抜く期間があったではないか」と、シロクマさんが突然噛み付いてきました。

*すぐにできたようなこと書いたかなあ・・・まあ、確かに空白の2年間がありました。宋氏形意拳の五行拳で、徹底的に力を抜きました。

*その後、心意六合拳を始めたけれど、なかなか撃てませんでした。師匠に罵倒されたこともありました。荷物をまとめて日本に帰ろう、と思ったこともありました。思い直しましたけど。

*おじさんXが、鶏行歩を教えろ、と言ってました。それで見たのですが、何処から治せばいいのか? ガチガチなんで困ってしまいました。

*それで、回族の陳先生の弓歩を練習してみました。後ろ足裏側の筋肉を使う方法です。後ろ足の踵を挙げて降ろします。その時に、表の大腿直筋ではなく、裏の下腿三頭筋を使います。一番最後に、大腿直筋が緊張します。下腿三頭筋の伸張性収縮から大腿二頭筋、最後に大腿直筋です。

*普通にやると、いきなり大腿直筋を使ってしまいます。それが普通の反応です。それを裏の回路に切り替えます。頭の切り替えが必要です。

*心意六合拳・鶏歩の場合、これを足を動かさずにやります。足は動かず、下腿三頭筋が伸張性収縮します。

*それで、鶏撲食(けいぼくしょく) の歩法に切り替えました。その最初の動作です。

*いきなりの極意です。鶏歩から鶏行歩する時も同様なんですが、鶏歩から前足を挙げます。

*そこに心意六合拳の極意があります。それは、「変化しない鶏歩」です。

*なんだよそれ、いい加減なこと言うなよフジマツのアホ !

*いえ、本当なんです、旦那様。

*鶏歩から前足を挙げるのですが、その時に後ろ足は全く変化しないのです。

*普通の反応は、後ろ足のわずかに浮いた踵が着地して、全体が後退します。それから、前足が前進します。

*そのほうが自然で楽です。ところが、それでは勁力が発生しません。後ろ足は全く変わらず、前足だけ挙げます。2秒間静止する練習もやりました。その時に全体を支えるのは、後ろ足の下腿三頭筋です。

*「前進する時、後ろ足の踵を降ろさず、鶏歩が変化しない」という極意です。

*単練法によっては、後ろ足から前進する技もあります。それだと前足の膝から突っ込む人もいるので、足首が折れ曲がるようにします。

*でもこの極意が分からないので、前足が前進する技から始めます。それが鶏撲食や熊吊膀(ゆうちょうぼう) です。

*これができると、心意六合拳の全ての技ができます。勁力が発生します。単純です。心意六合拳はとても単純なんです。

*フジマツとてもいい加減な人間なんですが、鶏歩だけは変わりません。性格がいい加減でも、鶏歩が変化しなければ、心意六合拳は撃てます。ソレデイイノカア ! 
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by tiger-hawk | 2017-04-06 07:33 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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