動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

2017年 07月 21日 ( 2 )

トリセツ原論1

*武術の世界は、動作勁力が圧倒的多数派ですが、姿勢勁力の極小派の世界も存在します。表の世界=動作勁力と裏の世界=姿勢勁力があるのです。

*それを私は、宋氏形意拳、心意六合拳、武式太極拳、の練習の中から明らかにしました。内在していた姿勢勁力を引っ張り出しました。姿勢勁力を言語化したのは、フジマツが世界で初めてです。

*もちろん、宋氏形意拳、心意六合拳、武式太極拳、にもそれぞれ様々な傾向と流派があります。私は自分の経験の範囲から、姿勢勁力の抽出に成功しました。

*動作勁力は動作に基づいています。(沈墜勁、震脚、十字勁、纏絲勁、開合、などです。) 姿勢勁力は姿勢に基づいています。姿勢ですから、当然それは静かな勁力となります。

*なお、いわゆる推手、化勁、合気道、などは心理学に基づいています。ですから、それらは勁力を含んでいません。化勁などというと勁力みたいですが、中国ではなんでもかんでも勁と称するという困った癖があります。それが混乱を招いています。いわゆる気も気持ちのことですから、心理学に含まれます。気で打つ武術も心理学です。心理学は脳神経の造る力に基づいています。勁力は筋肉運動が造る物理的力です。もし勁力と筋肉は無関係というなら、全ての筋肉をそぎ落としてから武術してみてください。その前に死んでしまいますけど。

*フジマツは頭が悪く、身体能力も劣っていた底辺の人間でした。当然、達人なんかには成れません。それでも、二十歳の頃、武術に興味を持ちました。弱い自分をせめて平均レベルにしたかったのです。

*しかし、才能も素質も根性もありませんから、何をやっても駄目でした。とうとう形意拳の故郷、山西省太谷県を訪ねてみました。宋光華先生と趙栄昌先生に師事しました。宋氏形意拳の練習を開始しました。もちろん、全く撃てません。

*しかし、基本功に小さな光を見いだしました。龍形基本功、熊の基本功1号と2号、などのことです。そこに本質的問題が隠れているだろう、と見当を付けました。さらに、失敗した先輩を観察しました。失敗した先輩は、身体が浮いていました。ああなっては駄目だな、と理解しました。もちろん、自分も浮いていました。

*自分も歩くと浮いてしまうのです。そこで、歩くのはあきらめました。移動稽古は放棄しました。身体が浮くのは地面を蹴ってしまうからです。でも当時は、解決法を知りませんでした。

*とにかく力を抜かなければ駄目だ、と考えました。そこで小学生も倒せないフニャフニャ崩拳(五行拳) を撃ち続けました。それも六合歩(三体式) の定歩で、ひたすら撃ちました。それは直接的には全く役に立たない訓練でした。しかし、後に役に立ちました。

*今日はここまで、また書き直します。トリセツ姿勢の発勁力は、後で順番を直して、カテゴリから見やすくします。だから、時系列も見やすくするために直します。というわけで、続きはこの時刻よりも前になります。続きはカテゴリから見てください。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-21 22:10 | トリセツ姿勢の発勁力

ジェンダー・フリー

*こんにちわ、アホでインチキのフジマツです。

*どうして力を抜かなければならないのか? それは気を通すためか?

*もちろん、そんなことはありません。

*それは体重を勁力として利用するためです。それは姿勢勁力としては、足首に体重を降ろすためです。それが足指の覚醒=指行性へ繋がります。

*特に、肩の力と太もも=大腿直筋の力を抜きます。この力が、姿勢勁力の障害となります。

*肩の力の由来とは何か? これはヒトの直立二足歩行から来るのではないか? と推測しています。歩行から自由になった手を肩で制御するために、肩に力を入れるのです。

*しかし、それでは滑らかな動きはできません。指を制御するために肩を使ってはいけません。

*指は前腕の筋肉で制御します。それが心意六合拳の鷹爪です。

*そして、腕は脇腹の前鋸筋で制御します。それが心意六合拳と形意拳の龍身です。

*太もも=大腿直筋の力の由来とは何か? これもヒトの直立二足歩行から来るのではないか? と推測しています。

*猿人は、大腿骨を真っ直ぐにして、大腿直筋を大きく太くして、歩き始めたと化石人類学の本にありました。

*ランニングとウォーキングを観察すると、大腿直筋で地面を蹴って進みます。

*しかしそれだと、大腿直筋で立つ結果となります。足首から見ると、かなり高い位置です。それが不安定を招き、ユラユラと動く結果となります。すると、体重移動が生じます。つまり、止まることができません。常に、勢いが必要となります。(これが動作勁力の由来です。) 

*結果として、ヒトは倒れながら歩くのです。典型的なのが、幼児とお年寄りです。重力の有効活用です。

*しかし、姿勢勁力は生まれません。

*そこで、心意六合拳のご先祖様は、虎の指行性、ニワトリの指行性一本足の思想を導入しました。もはや、人間武術ではありません。動物武術の誕生です。

*それが鶏歩と鶏行歩です。それは、足の裏側に勁力運動線を造ります。すると、表側の大腿直筋よりも長い勁力運動線となります。それが大きな運動力を生みます。それは内部運動なので、外からは見えません。

*肩の力と大腿直筋の力は、常に抜くように心がけます。そのために、虎鷹拳院では禅密功を準備体操として実行しています。

*それは勁力ではありませんが、勁力のための準備体操です。

*禅密功のテキストを見ると、セクシーな観世音菩薩が動いています。観世音菩薩はジェンダー・フリーです。男でも女でもありません。

*心意六合拳と宋氏形意拳もジェンダー・フリーです。繊細な動きを求められます。

*心意六合拳の鶏行歩は、がに股ではできません。むしろ、内股に近いような感じです。鶏歩も開いてはいけません。

*鶏行歩はオカマ歩きなのです。がに股の人は、そこから直しましょう。

*姿勢勁力は、オカマ立ち、オカマ歩きなのです。その価値観は、オカマが一番強い。

*自分よりも強い相手を前にすると、どうしても緊張してしまいます。ガチガチになります。すると、完全に負けてしまいます。

*そんな時は、緊張を解いてゆるめてしまいます。フニャフニャ体操をしてみます。すると、攻撃の糸口が見つかるかもしれません。少なくとも、勝つ可能性がゼロではなくなります。ボロ負けも避けられます。

*まして、緊張してしまうと、勁力は死んでしまいます。肩の力と太ももの力を抜きます。姿勢勁力を造る道を付けます。

*男らしさも女らしさも要りません。武張る必要もありません。姿勢勁力はジェンダー・フリーです。

追伸

*とはいっても、女装の趣味はありません。キッパリ ! セーラー服も持っていません。さらに太ったのでフットサルのLパンツがきつくなり、バスケのLパンツを愛用しています。悲惨な戦い、ですう。これからどうなるんでしょうか? 涙・・・

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-21 08:19 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー