動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 08月 01日 ( 1 )

熊の1号の仮説から

*こんにちわ、インチキのフジマツです。


*姿勢勁力の原点の一つが、宋氏形意拳の熊形基本功1号です。通称、熊の1号です。


*初めて宋光華先生の自宅に押し掛けたその晩、土間で先生から熊の1号でガンとやられました。その時に、これはなにか大切な基本功なのだ、と勝手に想像しました。


*次の日の早朝、中庭に一人、熊の1号を練習していました。すると、宋光華先生が現れ、もう一度見せてくれました。見たのはその二回だけです。他の先生は見せてくれませんでした。


*熊の1号は、十二形拳の熊形拳の基本功です。しかし、宋光華先生は、「十二形拳は五行拳の身法を学ぶ」と言いました。


*そこから私は仮説を立てました。熊の1号は崩拳の本質なのではないか? 拳の本質が熊の1号、というわけです。


*熊の1号は、肩が当たります。それを肘に置き換えてもそのまま使えます。腕に置き換えても同じです。そして、拳に置き換えても同じです。掌に置き換えたら、太極拳のロウシツヨウホに成ります。


*そして、心意六合拳の熊吊膀と内容は全く同じでした。(これは後に判明します。) これも自分で断定しました。


*後に習った熊の2号は、横拳そのものでした。用法は違いますけど。これも自分で断定しました。指摘されたものではありません。横拳は難しいので理解できませんでした。ところが、熊の2号で解決してしまいました。


*後に、崩拳に熊の2号を加えました。熊の1号と熊の2号を合体させました。縦の動きに横の動きを加えました。すると、崩拳はさらに強くなりました。


*これに心意六合拳の鷹爪を加えました。鷹爪は前腕の筋肉で指を操作します。ここから、前腕だけで撃つ、という原則を立てました。上腕の筋肉も肩も使いません。上腕の筋肉は別の使い方があります。肩の力は全く使いません。肩で当たる時も、肩の力を抜きます。もちろん、体重移動も使いません。腰も使いません。


*肩に力が入ると、崩拳も一般的な拳も掌も、完全に失敗します。全ての技が失敗します。肩が暴走してはいけません。体幹が分裂してしまいます。


*肩は尻と合体させます。しかし、これだけでは体幹を統一できません。体幹はバラバラなままです。


*そこで、腕を肩からではなく、脇腹の前鋸筋から生やします。まるで、爬虫類みたいです。龍は古代ワニの化石から想像されたという説があります。龍の顔はワニにそっくりです。すると、龍はワニ=爬虫類です。その説に従って、心意六合拳と形意拳の称する「龍身」は、腕を脇腹の前鋸筋から生やすことだと、判断しました。


*これでもまだ体幹の統一には足りません。


*熊の1号を練っていると、あることに気付きました。それは、脇腹から鼠蹊部へ向かう運動線です。この運動線は、鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。この運動線は、心意六合拳のある龍形拳とそっくり同じです。蛇行歩の技とも同じです。


*この運動線は、左右同時に実行されます。すると、体幹が鼠蹊部で統一されます。体幹が絞り込まれます。


*これが、心意六合拳と形意拳の称するところの「龍腰」だと判断しました。(中国語の文献では、龍身と龍腰は曖昧です。具体的には解りません。)


*すると、腕は脇腹の前鋸筋に従います。肩は尻に従います。脇腹は鼠蹊部に従います。鼠蹊部は内転筋に従います。内転筋は大腿二頭筋に従います。大腿二頭筋は下腿三頭筋に従います。下腿三頭筋はヒラメ筋に従います。ヒラメ筋は足首に従います。足首は足指と趾球に従います。趾球は足指に従います。足指が始まりなので、指行性です。


*全ての始まりは、熊の1号でした。熊の1号の仮説から、全てが始まりました。


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by tiger-hawk | 2017-08-01 08:01 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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