動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 08月 12日 ( 1 )

空っぽの前足から

*こんにちわ、インチキのフジマツです。


*姿勢勁力の根本は、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮です。それは、宋氏形意拳、心意六合拳、武式太極拳に共通しています。


*日本のガチガチおじさんには難しそうですが、中にはできる人もいます。できない人もいます。


*その違いは何処から来るのか?


*それは一本足時間の質の違いから来ます。


*心意六合拳はニワトリの指行性一本足に学びました。そこから、鶏歩と鶏行歩が生まれました。


*ところが、ヒトには誰にでも一本足時間が備わっています。


*直立二足歩行で歩くので、どうしても一本足時間が生まれます。それは、前足が空中にある時間です。実は誰にでもあります。


*ところが、その質に違いがあります。


*普通のスタイルは、前足が空中にあるのですが、次の踏み込みに備えて前足の大腿直筋に力が入っています。空中の前足に既に力が入っているのです。


*体重移動が既に完了しているスタイルです。この状態では難しくなります。


*もう一つのスタイルは、空中にある前足がプラプラしているタイプです。以前、大人(たいじん) 歩きと称していたスタイルです。(これがフニャフニャ鶏行歩に発展します。)


*空中にある前足には力が入っていません。次の踏み込みに備えていません。体重は全て後ろ足にあります。


*これが、心意六合拳の古拳譜にある「武芸の全ては後ろ足の踏み込みにあり」という訳の解らない文章の意味です。わざと理解できないように書いてあるとしか思えませんが。それでも、前足の踏み込みが無い、ことは解ります。


*これは例えば、心意六合拳の挑領において、虚歩から前足を持ち上げた状態のことです。その前足は空っぽなんです。空っぽがいいんです。


*心意六合拳の単把においても、空中の前足は空っぽです。宋氏形意拳の六合歩も前足は空っぽです。武式太極拳の虚歩も、前足は空っぽです。空っぽの前足です。


*それだけでは勁力になりませんが、下地にはなります。


*この下地が無いと、姿勢勁力のお話は始まりません。後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮の前提条件です。


*そのためには、日常歩行を変える必要があります。空っぽの前足を造ります。


*しかし、これだとあまり速く歩けません。次の踏み込みへの備えがありません。でも、慣れて来るとそれなりに速くなります。それまでの我慢です。アハハ


*では、距離はどうやって稼ぐのか? どうやって前へ進むのか? 


*距離は後ろ足の足指で稼ぎます。


*後ろ足の足指に十分に体重が載ったのを確認してから、前へ進みます。そうです。足指を使って歩くのです。(正確には、後ろ足になる足の足指です。そこから始まります。)


*日本人は足指を使って歩きません。その結果、ホンダのアシモ君が生まれました。彼は大腿直筋だけで歩いているのです。あれが日本人の真の姿です。もはや足指は退化して存在していません。使わないのだから、必要ありません。


*さて、足指を使って歩くために、足首は折れ曲がります。硬直した足首をゆるめてしまうのです。


*これは、硬直した下腿三頭筋をゆるめてしまうことです。


*硬直した下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋) ではもはや使い物になりません。それでゆるめてしまいます。


*ゆるめることによって、伸張性収縮の可能性が生まれます。ゆるんでない下腿三頭筋は、もうどうしようもありません。既に短縮性収縮している状態です。


*日頃、下腿三頭筋は棒のような状態になっています。重力に抗するただの棒です。その棒をゆるめてあげます。フニャフニャにしてあげます。雑踏を歩く人たちの下腿三頭筋を観察してみてください。みんな棒です。


*全ては、フニャフニャの空っぽの前足から始まります。 


追伸


新宿ギャラリー2で大安売りとあったので、行ってみた。どこが安いのか? と思ったけど、いつものタンクトップみたいなものを2枚買って満足。「サイズは合ってますか? 」と店員に聴かれた。どうせチビデブだからLなんだよ ! と心の中でつぶやいた。紀伊国屋書店でドブネズミの足の骨? があったので買いました。レジのきれいなオネーサンに不審者と見られていた。お守りにします。


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by tiger-hawk | 2017-08-12 08:17 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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