動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 08月 15日 ( 1 )

ヒラメ筋の覚醒体操

*姿勢勁力は、アホのフジマツにとっては簡単なのですが、一般の人にとっては難しいらしいです。

*その原因は二つあります。一つは、肩に力を入れてしまうこと、です。もう一つは、太ももの前面=大腿直筋に力を入れてしまうことです。

*肩に力を入れてしまうことは、幼児にはありません。大人になると症状が出てきます。そして、肩こりの原因です。

*これは、直立二足歩行の欠陥だと考えられます。直立することによって、腕は自由になりました。その腕を制御することを肩に力を入れてしまうことによって、実現します。

*ところが、優秀な職人さん、アーチスト、ダンサー、スポーツ選手などは、肩の力が抜けています。訓練によって、克服したのです。

*私は自分の経験によって、肩を使うのではなく、前鋸筋を覚醒させる、という方法を考えました。これは、心意六合拳と形意拳の「龍身」のことです。腕を肩からではなく、前鋸筋から生やします。

*つまり、昔からありました。それは明らかになっていないだけでした。私はそれを明確化しました。それも、宋氏形意拳の熊の1号と龍形基本功があったからです。自分はそれを分析しただけのことです。教えてくれた宋光華先生に感謝です。

*腕は前鋸筋から生やすので、拳も掌も前鋸筋から撃ちます。それが例えば、太極拳のロウシツヨウホです。武術の"突き"です。心意六合拳の馬形拳です。宋氏形意拳の崩拳です。

*ヒトは(当時は類人猿ですが) 大腿直筋で直立し、大腿直筋で地面を蹴って歩きました。だから、大腿直筋に力を入れてしまうのは自然です。自然なのですが、日本のガチガチ君はそれが極端です。

*さらに、武術はガチムキにやるべきという誤ったイメージがあります。やわらかい太極拳も、実は大腿直筋で地面を蹴っています。自覚症状はありません。無意識にやっています。

*大腿直筋の位置はかなり高くなっています。だから、身体は浮いてしまいます。浮いた身体は沈むしかありません。これが沈墜勁や震脚の由来です。

*ところが、身体が浮かなければ沈墜勁も震脚も不要になります。

*大腿直筋の力を抜くことは難しいので、ヒラメ筋を覚醒させます。ヒラメ筋が姿勢勁力の根源となります。そこから大腿直筋の力を少し抜いてみてください。

*それが、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩です。

*そのために、足首は折れ曲がります。すると足指が出現します。これを力で解決してはいけません。力では解決できません。唯一、体重を利用します。

*それでも力を入れてしまうのが、人間の性(さが)です。業(ごう)です。学習機能が働きません。もしかして無いのか? 

*そこで、ヒラメ筋覚醒の準備体操を考えました。

*両手の指(中指、薬指、人差し指) を壁に付けます。第一関節の部分です。腰幅に中腰になります。踵は少し浮いています。そのまま力を抜いて、足首の内側に体重が降りてくるようにします。壁を利用しているので、立つことが楽になります。

*大腿直筋を使わなくても済みます。軽くゆらしてみてください。

*前手の中指、薬指、人差し指の先を軽く壁に付けて、鶏歩でもやってみましょう。

*これ、虎鷹拳院で教えてみます。

*ところで、心意六合拳の鷹爪なんですが、中指、薬指、人差し指の三本の指が大切です。小指と親指は重要ではありません。三本指の足跡といえば、恐竜です。そして、ニワトリです。恐竜=鳥類ですから当然なんですけど。

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by tiger-hawk | 2017-08-15 08:16 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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