動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 08月 29日 ( 1 )

鷹爪ー龍身ー龍腰ー鶏歩

*おじさんXが勁力を出して、フジマツも嬉しいです。元々、地力のあるおじさんXなので、本格的に勁力を出せれば、フジマツは軽く吹っ飛んでしまうでしょう。格闘技の経験が生かされると思います。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、手指と足指を結合させます。それが、渾身拳の意味です。渾身の力で撃つことではありません。それだとガチガチになにってしまいます。腹八分目といいますが、それに合わせると「力三分目」、というわけです。

*本来は、「渾身拳・周身功」というセットの言葉です。周身功とは、全身を統一することです。

*それは、バラバラな身体を、手指と足指を結びつけることで統合することです。

*すなわち、指行性四足歩行の虎になることです。

*そのための要訣があります。

*それが、鷹爪ー龍身ー龍腰ー鶏歩(六合歩) となっています。

*鷹爪は手指、鶏歩(六合歩) は足指、龍身と龍腰は体幹、という構造です。

*鷹爪とは、手指を前腕の筋肉で操作することです。前腕の筋肉で、拳を、掌を造ります。

*すると、指の第一関節が張ります。

*普通の人は、指の第三関節を張ってしまいます。見かけ上の指の根元のことです。それは間違いです。

*前腕の筋肉を張るのですが、力を入れ過ぎると、上腕も緊張して肩も緊張してしまいます。

*上腕の筋肉と前腕の筋肉は分断されなければいけません。なんでもかんでも、結びつければいいわけではありません。

*上腕二頭筋は、相手をつかんで引き寄せるために使います。しかし、その動作も前腕の筋肉主体にします。すなわち、鷹爪で相手をつかんで引き寄せます。

*上腕三頭筋は、普通は腕を伸ばす時に使います。しかし、姿勢勁力では、腕を伸ばすのは前腕の筋肉と前鋸筋です。

*拳を撃つのは上腕三頭筋ではなく、直接には前腕の筋肉と前鋸筋なのです。宋氏形意拳の崩拳も同様です。上腕三頭筋で拳を撃つと、めっちゃ遅い拳になってしまいます。(実際にはそんな人が一般的です。)

*私の宋氏形意拳・崩拳がとても速いのも、前腕筋と前鋸筋で撃つからです。上腕三頭筋を使わないからです。この要訣は、本場山西省太谷県でも明らかにされていません。ですから、上腕三頭筋で撃つ中国の先生もいますが、当然、ハエが止まるような崩拳になります。

*では上腕三頭筋はいつ使うのか? 

*撃った瞬間、衝撃が相手から返ってきます。それを支えるために使います。これは パンチング・ミットを使うと解ります。

*日頃から、パンチング・ミットで練習すべきです。

*龍身の意味は、腕を脇腹の前鋸筋から生やす、ということです。普通は、腕は肩から生えています。しかし、そのままだと肩の力が抜けません。いくらリラックスしても、肩の力を使ってしまいます。

*そこで、腕は前鋸筋から生やします。龍は古代ワニの化石から想像された、というワニ学者の説があります。確かに、龍の顔はワニそっくりです。そして、腕=前肢は脇腹から生えています。ということは、龍は爬虫類です。龍は恐竜ではありません。

*恐竜は地面から後肢=足を直立させます。前肢は二足歩行なので自由になります。爬虫類は前肢と後肢を横から生やします。そのために、足は曲がっています。地面にべったりと付きます。すると、直線的に歩けません。ジグザグに歩きます。恐竜=鳥類は指行性二足歩行です。直線的に歩けます。

*これを学ぶのが、宋氏形意拳の龍形基本功と熊の基本功1号です。これも本場山西省では明らかではありません。フジマツが解明しました。

*龍腰とは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって切り込むことです。このラインは鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。これでやっと体幹が統合されます。手指から内転筋まで繋がりました。

*手指ー前腕筋ー前鋸筋ー腹横筋ー鼠蹊部ー内転筋の運動線です。これは外から見えません。内部の運動線です。

*これは、宋氏形意拳の熊の1号、心意六合拳の熊吊膀などで学びます。特に熊の1号が重要です。

*龍腰の体幹ラインを知らないと、宋氏形意拳も心意六合拳も撃てません。しかし、中国でも明らかにされていません。フジマツが解明しました。もちろん、中国でも撃てる先生はいます。しかし、言語化されていないので、無知な先生、失敗した残念な先生もいます。

*前鋸筋と腹横筋の間には、腹斜筋・腹直筋が入ります。これも熊の1号で学びます。

*腹横筋・腹斜筋・腹直筋は、腹横筋を中心として考えます。ほんの少し腹を凹ませながら、腹横筋を左右横へ引っ張ります。最初は息を吐きながら実行します。慣れて来たら、息を吸う時も腹横筋をゆるめないようにします。

*体幹は腹直筋で立てます。いわゆる背筋を伸ばすと、腰が反ってしまいます。それは間違った姿勢です。そこで、腹直筋で体幹を立てると、猫背にもならず腰も反りません。

*この腹横筋と腹直筋を合わせて、十文字呼吸法と名付けました。腹式呼吸と合わせて腹横筋と腹直筋を動かします。

以下、次回へ続く。(この文章、トリセツに使えそうです。) 

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by tiger-hawk | 2017-08-29 08:34 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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